香川照之:夏の森で網を振ること6時間超! 虫と1対1、二つの生命が対等に向き合う時間…「昆虫すごいぜ!」8時間目 

「香川照之の昆虫すごいぜ!」に出演する“カマキリ先生”こと香川照之さん (C)NHK
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「香川照之の昆虫すごいぜ!」に出演する“カマキリ先生”こと香川照之さん (C)NHK

 昆虫好きで知られる俳優の香川照之さんによるNHKの人気“昆虫番組”「香川照之の昆虫すごいぜ!」(Eテレ)の“8時間目”が8月21日午前9時15分から放送される。テーマは、香川さん扮(ふん)するカマキリ先生念願の「セミ」。夏の森で網を振ること6時間を超え、カマキリ先生は果たして、セミを捕まえることができたのか、見どころとなる。また、スタジオパートでは鳴き声や生態など、さまざまなセミの秘密にも迫る。

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 香川さんは真夏の撮影での虫捕りを振り返り、「最高ですね! 最高! 小、中学生のころの本気の虫捕りを久しぶりにやった気分です」と声を弾ませる。

 さらには「40年ぶりくらいでしょうか。木の陰や、枝の空抜けに虫が動いたり、あるいはセミがとまったりしているのを見つけて、捕まえるまでの時間が楽しかったです」といい、「虫が網に入る手応えがあって、網の中で虫が動いている瞬間が、何とも言えません! 私と虫と1対1、二つの生命が対等に向き合う時間です。自分がカマキリであるということを認識する瞬間でした」と興奮冷めやらぬ様子で、「お! カラスアゲハ!」と話の途中でも付近を飛ぶチョウに夢中になる香川さん。

 さらに「前回のクワガタの放送から、間を空けずにセミという、この短い期間に昆虫でも夏を代表する大物を立て続けにできるという喜びですね。『昆虫すごいぜ!』という番組がついに一番の黄金期に到達したのかもしれません。待ちに待った虫たちがどんどん登場していますから」と満足そうに話すと、「今回はセミがテーマですが、カットされなければ、ほかの夏の昆虫たちもたくさん出てくるはず。頼んだよ、ディレクター! そこが見どころです!」と全力アピールしていた。

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