松岡茉優:「まさに『マヨチュチュ』していた世代」 香取慎吾主演のドラマシリーズ「誰かが、見ている」にゲスト出演 

ドラマシリーズ「誰かが、見ている」のキャラビジュアル(C)2020 Amazon Content Services LLC
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ドラマシリーズ「誰かが、見ている」のキャラビジュアル(C)2020 Amazon Content Services LLC

 女優の松岡茉優さんが、香取慎吾さんが主演、三谷幸喜さんが監督、脚本を務め、「Amazon Prime Video」で独占配信されるドラマシリーズ「誰かが、見ている」にゲスト出演することが8月20日、分かった。松岡さんは「私はまさに子どもの頃、学校中で『マヨチュチュ』(慎吾ママ)していた世代なので香取さんと目を合わせなくてよい役でよかったです」と感想を語っている。

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 また、香取さん演じる舎人真一の母・尚美を夏木マリさんが演じることも発表された。松岡さんのほかに、お笑いコンビ「野性爆弾」のくっきー!さん、西田敏行さん、高嶋政宏さん、寺島進さん、稲垣吾郎さん、山谷花純さん、近藤芳正さん、橋本マナミさん、八嶋智人さん、さとうほなみさん、小日向文世さん、大竹しのぶさん、新川優愛さん、小池栄子さんがゲスト出演。三谷さん自身もある役柄で登場するといい、声のみの出演で山寺宏一さんと戸田恵子さんも登場する。

 併せて、舎人と個性あふれる登場人物たちが映し出された特別映像も公開された。映像には佐藤二朗さん、山本千尋さん、長野里美さん、宮澤エマさんの姿も映し出されている。

 ドラマは、何をやってもドジばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一(香取さん)と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎を中心に巻き起こるドタバタを描いたシットコム(シチュエーションコメディー)。ひょんなことから、のぞき穴と父・次郎のひそかな楽しみに気付いた娘のあかねも加わり、物語は予想もしない方向に進んでいく……。今秋から「Amazon Prime Video」で独占配信される。

 ◇夏木マリさんのコメント(以下原文のまま)

 例えば……舞台裏を走って隣のセットに行くということが観客の皆さんには見ていただけないのですが、そこが面白かったりしました。普段、ドラマではないことですものね。「ルーシーショー」とか「奥さまは魔女」とかシチュエーションコメディーのようなドラマを60年代から70年代に見ていて、俳優の仕事をはじめた時から、演じてみたいと思っていました。

 仕事をはじめて40年以上たちますが、今やりたい形のドラマをやらせていただけて楽しいです! 三谷幸喜さんの演出、香取さんが主演のこのシチュエーションコメディー、楽しんでいただければと思います。

 ◇くっきー!さんのコメント

 これまでは見ているだけでしたが、今回三谷組に正式に加入できました。これが僕の役者人生のスタートかなと思います。役作りに4カ月かかったので(笑い)、その成果が出たのではないかと思います。

 ◇西田敏行さんのコメント

 香取君とはテレビドラマでもご一緒して、三谷さんが監督なさった映画にも3本でてますので気の置けない仲間、という感じでやらせていただきました。今日はアドリブOKということでしたので全面的にアドリブでやらせていただき、実に楽しい時間でした。

 ◇松岡茉優さんのコメント

 三谷さんの映像作品で演出をつけていただくのは初めてで。一視聴者としても大変配信が楽しみです。私はまさに子どもの頃、学校中で「マヨチュチュ」(慎吾ママ)していた世代なので香取さんと目をあわせなくてよい役でよかったです。

 ◇八嶋智人さんのコメント

 三谷さんからお呼びがかかり、嘘かホントがわからないダメ出しをされ撮影しました。楽しく終えられたのは慎吾くんのおかげです。楽しみに。

 ◇さとうほなみさんのコメント

 けっこうな試みの番組だと思いますので参加できてとてもうれしく思います。楽しみです!! 香取さんの先輩役ということで先輩風を楽しく吹かせていただけたらと思います。

 ◇橋本マナミさんのコメント

 その場で全部決めると言われていたのでどうなることかと思っていましたが、三谷様はいろいろと何回もやってくださって香取さんもおもしろくて、笑わないようにするのが大変でした。楽しかったです!

 ◇寺島進さんのコメント

 三谷監督と久しぶりに、香取慎吾さんともご一緒できて、よい2019年の仕事納めになりましたね、(収録日2019年12月28日)やはり彼(香取さん)の集中力というのが昔と全然かわってないなと思って、とても呼吸が合う感じがしましたね。

 ◇高嶋政宏さんのコメント

 最高でした! シットコム! すごすぎる! このドラマは収録2発勝負のみ。企画自体の潔さがハンパない! 今回、香取さんからは笑いの神の仕事を、まざまざと見せつけられました。過去、三谷さん演出のショーにゲストでチラッと出たことはあるものの、三谷幸喜さんが大好きな僕にとって、感慨深い忘れられない一日になりました!

 ◇新川優愛さんのコメント

 三谷監督の作品を小さい頃から見ていて好きな作品がたくさんあります。そんな三谷さんとご一緒させていただける機会は貴重だなと思いました。私は7話だけの出演ですが、テンポ感がおもしろかったりクスッと声を出して笑ってしまうところがたくさんあるので、三谷作品ならではの部分を楽しんでいただけたらと思います。

 ◇小日向文世さんのコメント

 久々に現場で三谷さんとご一緒させていただけているのがうれしいですね。現場に三谷さんがいて、俳優としているのでなんだかうれしい、くすぐったいですね。シチュエーション自体が笑っちゃいそうで、おおまじめにやってますが、どこかでくすくす笑い声が聞こえてきそうな、まして大竹さんがこちらにいるのでもうぜいたくですね!

 ◇大竹しのぶさんのコメント

 役のメークプランを見た時に、どうしたらこの発想が生まれるのか本当に三谷さんの面白さに脱帽です。現場で小日向さんの演技を見てまたびっくり。お腹が痛くなる程、ずっと笑っていました。笑うって本当にすてきなことなんだなと、三谷作品に出演する度に心から思うのです。ほんの少しだけだったけど、出演できて幸せでした。

 ◇山谷花純さんのコメント

 せりふの一つ一つの意味だったり、どこにとどけるのか、言葉の中につよく意味がこめられていて、本番でどういう風にお芝居できるのかすごく楽しみです。他のドラマとは違ったリアリティーや生々しさ、緊張感などがドラマから伝わると思うので楽しみにしていていただきたいと思います。

 ◇稲垣吾郎さんのコメント

 すごく楽しかったです。この独特なスタイルのドラマ初めてだったので、想像がつかなかったんですけど転校生みたいで、舞台とも違いますしドラマの撮影とも違いますし、なんともいえない不思議な感触だったのですが、お客さんも楽しんでくださっていたので手応えはありました。違うお客さんを入れ替えて3回、4回とやってくのも楽しいのではないかなと思いましたが、2回だけなんで。そこがこの作品の良さかも知れませんね。

 ーー稲垣さん&香取さん出演の部分について。

 往年の漫才師がでてきたような、そういう安心感があったと(三谷さんに)言ってもらえたのはうれしかったです。

 ◇近藤芳正さんのコメント

 ワンシーンだけで、三谷さんから「縁起もの」として呼ばれました。この作品全体がうまくいきますようにということで呼ばれていると思うので、僕の使命は演技どうのこうのより以前に、この作品全体がうまくいけばいい、と。うまくいけばそれは全部僕のおかげかと(笑い)。「縁起物」として機能を果たせれば幸せだと思っております。絶対面白いです!!

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