King & Prince永瀬廉:目潤ませ「愛感じた」 映画「弱虫ペダル」三木康一郎監督から感謝のサプライズ メンバーの感想には「グッときた」

映画「弱虫ペダル」の公開記念舞台あいさつに登壇した「King & Prince」の永瀬廉さん (C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008
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映画「弱虫ペダル」の公開記念舞台あいさつに登壇した「King & Prince」の永瀬廉さん (C)2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008

 人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんが8月15日、東京都内で行われた映画「弱虫ペダル」の公開記念舞台あいさつに登場。メガホンを取った三木康一郎監督からサプライズで「この『弱虫ペダル』という作品は、永瀬廉でなければ完成しなかったと思います。あなたが自らの行動と情熱で皆を引っ張っていったから完成したと、今、心から思っています」とつづった手紙が贈られ、主演を務めた永瀬さんは「すごくたくさんのメッセージが詰まっていて、改めて監督の愛を感じました」と目を潤ませた。

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 ほかにも、三木監督は手紙で「あなたの姿や総北メンバーを見て、つくづくお芝居とは、テクニックではなく、『想(おも)い』なんだと痛感しました」と明かし、「どれだけ本気か、どれだけ努力したか、どれだけ真摯(しんし)に向き合ったか、そしてどれだけその作品を愛しているか、その『想い』は、うまい下手を超えて必ず見ている人の心を動かす。今回、あなたの弱虫ペダルに懸けた『想い』は、しっかり映画の中に映し出されていると思います」と力強くコメント。

 さらに、「僕自身、自転車を撮影するという新しい挑戦で、たくさんのプレッシャーに押しつぶされそうなこともありました。しかし、あなたの真っすぐ未来を見据える瞳に、何度も助けられました。できる! やろう! その声に励まされました。本当に、本当にありがとう」とのメッセージもあり、共演者の伊藤健太郎さんは「僕が泣きそうになっちゃった。うれしいよね」と永瀬さんに語りかけていた。

 また、永瀬さんは「この作品の試写会をKing & Princeのメンバーと一緒に見たのですが、その時メンバーが『2時間飽きずに見られた』『泣きそうになった』とか言ってくれたことがすごくうれしかった」と報告。「(高橋)海人に関しては、『3回ぐらいは泣いた』って言ってくれましたけど、普段から良く泣くタイプなんでうれしくはなかったです(笑い)」と冗談めかしながらも、「メンバーの温かい言葉に本当にグッときて、撮影頑張ってよかったな、と思いました」と振り返った。

 イベントには橋本環奈さん、坂東龍汰さん、柳俊太郎さん、菅原健さん、「HiHi Jets」の井上瑞稀さんも登壇した。

 「弱虫ペダル」は、渡辺航さんがマンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で2008年から連載中の人気マンガ。フィギュアやアニメが大好きな気弱な少年・小野田坂道が、千葉県の総北高校でロードレースの魅力に目覚め、仲間と共にインターハイ優勝を目指す姿が描かれている。テレビアニメ化、舞台化、テレビドラマ化もされている。今回の実写映画では、永瀬さんが小野田坂道を演じた。

 *柳俊太郎さんの「柳」は旧字体が正式表記。高橋海人さんの「高」は「はしごだか」。

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