米映画の人気シリーズ最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(J・A・バヨナ監督)が、7月24日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)で地上波初放送される。遺伝子操作で生み出された新恐竜など、シリーズ史上最多の恐竜が登場する。本作の見どころを紹介する。
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前作でハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが戦い、崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」のあったイスラ・ヌブラル島が舞台。火山大噴火の危機が迫り、人類は恐竜たちの生死を自然に委ねるか、自らの命を懸けて救い出すかという究極の選択を迫られる。そんな中、オーウェン(クリス・プラットさん)はクレア(ブライス・ダラス・ハワードさん)と共に島に向かうが、火山は大噴火を起こし……というストーリー。
「ジュラシック・パーク」から登場するイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラムさん)は、「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」以来、21年ぶり3度目の登場となる。また、本作終盤の舞台、ロックウッド邸には、パークの創設者であるジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボローさん)の肖像画があるほか、ハモンドの旧友ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェルさん)の手には、彼とおそろいの「蚊が閉じ込められた琥珀」の装飾つきの杖が握られていた。
島を訪れた主人公たちが最初に出会うこととなるのは、第1作と同様に、大型の草食恐竜のブラキオサウルスだ。なお、本作のブラキオサウルスは第1作で最初にグラント博士たちが出会ったブラキオサウルスと同一個体であると、監督が明言している。前作と本作に登場するT-レックスも、やはり第1作と同一個体である。これまでのシリーズでほかの恐竜と戦ってつけられた傷が確認できる。
また、原作の続編小説「ロスト・ワールド」で登場し、ファンから映画出演が待望されていたカルノタウルスが本作に登場する。小説では「周囲の風景に完全に溶け込む」擬態能力を持つと設定されているが、本作では能力の有無が不明となっている。
2021年には、「ジュラシック・ワールド」シリーズの最終作となる「ジュラシック・ワールド/ドミニオン」の公開が予定されている。「ジュラシック・ワールド/炎の王国」は、続編を念頭に置かれ制作された映画なので、予習のためにもチェックしてもらいたい。
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