M 愛すべき人がいて:「許さなーーーーい」「メモリーオブマサ」… ネットをざわつかせた強烈なセリフ&シーン振り返る

(C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.
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  歌手の安斉かれんさん、俳優の三浦翔平さんダブル主演の連続ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分/ABEMAで全話独占配信)の第4話が6月13日に放送される。約1カ月ぶりの再開を前に、ネット上をざわつかせた第1~3話までの強烈なセリフや名シーンを振り返る。

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 初回では、1993年、福岡から上京してきたアユ(安斉さん)と、カリスマプロデューサー、マックス・マサ(三浦さん)の出会いが描かれた。アユとマサが頻繁に会うことに嫉妬した眼帯の秘書・礼香(田中みな実さん)が、2人が会うことになっていたレストランに現れ、マサに「アユさんは来ませーん」とホラーチックに言い放つというシーンが登場。「クセが強い! 怖すぎる!!」「役が面白くてヤバイ」といったコメントがSNSに上がるなど、田中さんの“怪演”ぶりは視聴者に強烈なインパクトを与えた。

 続く第2話では、ニューヨークでレッスンを受けるアユのコーチとして、スパルタ鬼講師・天馬まゆみ(水野美紀さん)が登場。アユにバケツで水をぶっかける、手に持っていたスティックで突然ドラムを連打する、「もっと速く! そのパンチでイノシシをやれるぐらいのパンチを!」と活を入れる(?)など、独自の特訓でアユを追い込んでいく姿が描かれた。

 帰国後、アユは同じくデビューを目指すガールズグループのメンバー候補とともに合宿に参加する。合宿の参加者である理沙(久保田紗友さん)らは、アユを脱落させるため、アユに足をかけて転ばせる、靴の中に画びょうを入れる、ダンスレッスン中で体を当てるといった嫌がらせを繰り返す。さらに、浴場で転倒してしまったアユは、肩を脱臼したまま合宿最終日に参加ことになる。

 脱臼状態で10本のペットボトルを背負って、マラソンをするアユ。追い打ちをかけるように雨が降ってきて、めげそうになるとマサが崖の上に突然現れ、「今を見るな! 未来を想像するんだよ! 俺を信じろアユ、走れー!」と熱っぽく説得。マサの言葉に後押しされ、アユが試練に打ち勝つ……という「大映ドラマ」をほうふつとさせる展開が描かれた。

 第3話では、アユが会議に参加するため「A VICTORY」を訪れる。会議が終わると、礼香は「困ったなあーーー。あなたが売れなかったらマサの人生狂っちゃうな」とアユをののしり、「私の大切なものを奪ったら……許さなーーーーい」と、ギラギラと狂気をはらんだ目付きで叫ぶ、“昼ドラ”のような展開に。

 さらに同話では、礼香がマサに結婚を迫り、「そうだ! こんなの作ってみたんだ」と手作りのアルバムを見せる恐怖のシーンもあった。そこにはマサの写真が多数貼り付けられており、礼香が「じゃーん、メモリーオブマサ。マサ、マサ、マサ、マサ、マサ、マサ、マサ……」とページをめくっていく。さらに「マサ、取ってきたよ」と言って婚姻届を見せつけ、マサを凍りつかせ……という展開が描かれ、SNSでは「メモリーオブマサww」「なんたるパワーワード」「メモリーオブマサまじやべえよ」などといった反響があった。

 第4話から物語は後半戦に突入する。デビューが決定したアユがアーティストとしての一歩を踏み出し、スターを目指す姿が描かれる。一方、アユのことが憎くてたまらない礼香が常軌を逸した大暴走を始めるほか、なぜ眼帯をつけているのかも明らかになるという。再びネットをざわつかせる名シーン、名ゼリフが生まれそうだ。

 ドラマは、歌姫・浜崎あゆみ誕生まで、そして秘められた出会いと別れを描いた小松成美さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。脚本は鈴木おさむさんが手がけた。主題歌は浜崎さんの「M」。 

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