千葉雄大:二股かけるイケメン役 恋人は佐津川愛美&奈緒 リモートドラマ「ダブルブッキング」主演

スペシャルドラマ「ダブルブッキング」で主演を務める千葉雄大さん=日本テレビ提供
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スペシャルドラマ「ダブルブッキング」で主演を務める千葉雄大さん=日本テレビ提供

 俳優の千葉雄大さんがスペシャルドラマダブルブッキング」(日本テレビ、関東ローカル)で主演を務めることが6月13日、明らかになった。今作はすべてのストーリーがパソコン画面内で展開するリモートドラマで、千葉さんは二股をかけていた恋人2人とのオンラインデートがダブルブッキングしてしまった主人公・雄二を演じる。

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 千葉さん扮(ふん)する雄二は、イケメンなのに女性の扱いには不慣れで、ダブルブッキングしたデートをSNSやネット検索を駆使しながら乗り切ろうとするが、どんどんドツボにハマっていく……という役どころ。雄二の恋人でおしゃべりが大好きな“意識高い系OL”の彩を佐津川愛美さん、ちょっと天然だが本性は小悪魔な女子大生のマヤを奈緒さんが演じる。

 ドラマでは、パソコン画面全体を映し出し、ビデオ通話をしながら別の人とメールをやり取りをしたり、SNSをチェックする様子も描かれる。主人公・雄二は、恋人とのオンラインデートを前に頭を抱えていた。恋人の名前は彩とマヤ。彼は二股をかけていたのだ。同じ日、同じ時刻、恋人2人とのオンラインデートがダブルブッキングしてしまった雄二は、2人と別々のパソコンでつながり、両者を行ったり来たりしながら、何とかごまかそうとするが……というストーリー。

 6月28日午後1時15分から放送。放送終了後には、動画配信サービス「Hulu(フールー)」でスペシャルコンテンツとともに配信される。

 ◇千葉雄大さんのコメント

 ーーこのドラマへのご自身の思い、見どころを教えてください。

 (自粛期間を経て)久しぶりのドラマ撮影ということもあり、周りのスタッフの方たちに笑われるぐらい、すごく緊張しています(笑い)。でも、台本を読む時間もうれしかったですし、いきなりフルスロットルな作品なので、頑張って全うしたいと思っています。

 オンラインというのは、皆さんも経験があると思うんですけれど、タイムラグがあったり、通常の会話だったらスルーされることも、ちょっと違った受け取り方になったりもしますよね。そういった「オンラインならでは」のハプニングが作品中にたくさん反映されていて、そこがとても面白い作品だと思いました。

 それから、オンラインと聞くと、あまり登場人物が動かないイメージがあると思いますが、今回僕が演じる雄二は、二股をごまかそうとした結果、自分で自分の首をしめてしまい、家の中を縦横無尽に動かざるを得ない状況に追い込まれるんです。もう、アスリートかな?って感じで行ったり来たりしているので、そのあたりも楽しんでいただけたらと思います。

 ーー共演の佐津川愛美さん、奈緒さんの印象は?

 佐津川さんとは何度もご一緒していますし、同い年でもあるので、すごく頼もしく感じています。奈緒さんは、最近も同じ映画に出演しているんですが、直接ご一緒するシーンはなかったので、今回共演できてうれしいです。このドラマは登場人物が少ないんですけれど、その分すごく濃厚な関係性が描かれていて、そこも見どころだと思います。

 ーープライベートでのオンライン上のやり取りで印象深かった出来事はありますか?

 自粛期間中はなかなか髪を切りに行くこともできない状況でしたが、そんな中「自分で髪を切るから見てほしい」という友人がいまして。みんなでその人が髪を切っているのを眺めるっていう謎の会がありました(笑い)。

 ーー「ダブルブッキング」してしまった、されてしまった経験はありますか?

 昔、友人とご飯を食べているときに、次の予定を入れていて「次があるから行くね」と言ったら、「俺と飲む日に次の予定を入れるとは何事だ!」と怒られてしまって……。それから1日1件と決めるようになりました(笑い)。

 ーー最後に視聴者の方へのメッセージをお願いします。

 今やおなじみとなったオンラインの世界ですが、その中で会話を通して徐々に明らかになっていく恋愛関係や人間性を、エンターテインメントとして面白く見ていただける作品です。ぜひ、気負わずラフに、最後まで楽しんでご覧ください!

 ◇佐津川愛美さんのコメント

 リモート飲みが身近になったり、誰かと共有することが気軽にできるようになったからこそのストーリー展開に、最後までノンストップで読み進めてしまいました。久しぶりの現場での撮影、ありがたくうれしく、画面越しにやりたい放題思いっきりお芝居しております。

 コメディー要素満載ですので、呼吸感が大切になってくると思います。リモートゆえ、つかみにくい部分もあるかと思いましたが、信頼できるキャスト陣との掛け合いがなんとも楽しく、不安は初日に全て吹き飛びました。ドタバタ盛りだくさんな1時間を堪能していただける作品になるのではないかと思います。この作品をこのチームで、皆様にお届けできることをうれしく思います。

 ◇奈緒さんのコメント

 PC前でのお芝居がどんなふうにこの作品に溶け込むのか、とてもワクワクしています。今現場で新しい挑戦ができる幸せをかみ締めたいです。

 ◇プロデューサー・小田玲奈さんのコメント

 緊急事態宣言下の5月中旬。世の中に「リモートドラマ」がたくさん現れたころ、この企画は生まれました。発案者はバラエティー出身の水野格監督。日テレの「月曜から夜ふかし」や「世界の果てまでイッテQ!」で、スタジオに出演者がいない分、「テロップ」を画面いっぱいに出す演出で、いつもと同じように(ひょっとしたらいつも以上に)面白い放送になっていたことに感銘を受けた水野監督は、コレをドラマでもやってみたいと考えたのです。

 そう、「ダブルブッキング」は「見る」だけじゃない、「読む」ドラマ。現在、撮影真っ最中です。出演者は常に「PC画面に何と何が出ているか」を確認しながらお芝居するという、今までにない撮り方をしています。主演の千葉雄大さんはじめ、佐津川愛美さん、奈緒さん、皆さん表現力豊かで小さい画面からあふれ出しそう! 3人の呼吸もピッタリ、終始笑えるシーンになっています(まだ一度も直接は会ってないなんて信じられない!)。「新しいドラマの可能性」を感じる作品になっていますので、どうぞお楽しみに!

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