俳優の内藤剛志さん主演の連続ドラマ「警視庁・捜査一課長2020」(テレビ朝日系、木曜午後8時)で、番組シリーズ初の“テレワーク捜査会議”のミニドラマが登場することが5月21日、分かった。
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同番組は4月9日にスタートして以来、新作を放送してきたが新型コロナウイルスの感染拡大により撮影スケジュールに変更が生じたため、5月21日からは「警視庁・捜査一課長 2020年特別バージョン」を放送。特別バージョンでは、ステイホーム中の大岩純一(内藤さん)、小山田大介(金田明夫さん)、奥野親道(お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さん)がテレワークで捜査会議をする新撮のミニドラマと「シーズン3」の傑作選が放送される。
ミニドラマの撮影はキャストが自身でカメラを設置して挑戦。約40年間の俳優人生で初めてリモート収録でのドラマ撮影に挑んだ内藤さんは「僕たちは日ごろから視聴者の皆さんを楽しませたいという思いでドラマを作ってきたのですが、こういう形になっても、キャストもスタッフもその心はブレないんだなと実感しました。ピンチをチャンスに変えて、いい意味でまた新たな表現方法をもらったような気がしています」と話し、「僕たちならではの工夫を加えて、単なる再放送とはひと味違う、『2020年特別バージョン』をお届けします。みんなで一生懸命、面白い仕掛けを考えたので、楽しんで見ていただけたらうれしいですね!」とコメントをしている。
ミニドラマ1回目は、テレワークとなった警視庁捜査1課長の大岩のもとに、同じく在宅勤務中の小山田管理官から「捜査1課の中に殺人容疑者がいる」という情報がもたらされる。小山田はインターネット上で「目つきの鋭い男が、1課長の周辺に潜んでいる」という情報を報告。大岩はテレワーク下で捜査本部を設置する……という展開。
「シーズン3」の傑作選では、“謎の祝儀袋”を持った女性の刺殺体が発見され、大岩らが捜査する第2話を放送する。
「警視庁・捜査一課長」は、同局の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」で2012年に始まった人気シリーズ。2016年4月に「木曜ミステリー」枠で連続ドラマ化され、これまで「season2」(2017年4月期)、「season3」(2018年4月期)が放送された。さらに、2018年7月~2020年1月にかけて8作のスペシャルドラマが制作された。ヒラ刑事からはい上がってきたノンキャリアの“たたき上げ”である主人公、大岩らの活躍を描く。
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