麒麟がくる:「私の撮影初日で、とても緊張」 川口春奈が帰蝶の“嫁入り”語る

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で帰蝶を演じる川口春奈さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で帰蝶を演じる川口春奈さん (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)の第8回「同盟のゆくえ」が3月8日に放送された。この日は川口春奈さんが演じる帰蝶が尾張に嫁ぐシーンがあり、「せりふのない短いシーンでしたが、私の撮影初日のシーンでもあったのでとても緊張しました」と川口さんは振り返っている。

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 さらに「光秀(長谷川さん)への思いなど気持ちは複雑だったと思いますが、帰蝶なら覚悟を決めた、毅然(きぜん)とした態度で向かうだろうと想像し演じました」と語っていた。

 第8回「同盟のゆくえ」では、織田との和議をつぶそうとする動きがある中、尾張の海辺で、漁師たちから慕われている信長(染谷将太さん)を目の当たりにした光秀。この“奇妙な男”に帰蝶(川口さん)を嫁がせていいものかと葛藤する。そんな光秀に母・牧(石川さゆりさん)は、美濃の国の行く末を一番に考えることが大事と告げる。一方、光秀が自分の気持ちに応えることがないと分かった帰蝶は……という展開だった。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。

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