藤原竜也:井上尚弥選手と対面も「直視できない」 演劇とボクシングの“共通点”語る

番組「4・26ラスベガス決戦!『井上尚弥×藤原竜也』対談」に出演する井上尚弥選手(左)と藤原竜也さん
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番組「4・26ラスベガス決戦!『井上尚弥×藤原竜也』対談」に出演する井上尚弥選手(左)と藤原竜也さん

 俳優の藤原竜也さんとプロボクサーの井上尚弥選手が2月26日、東京都内で行われたWOWOWの番組「4・26ラスベガス決戦!『井上尚弥×藤原竜也』対談」の収録を行った。収録で、昨年11月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントで優勝した井上選手と対面した藤原さんは「一方的に見させていただいています。直視できない。すてきだな」と照れ笑いを見せていた。井上選手も「一方的に見させていただいています。(藤原さんが出演した)『デスノート』『カイジ』シリーズの印象があって。直視できない」と笑顔で返した。

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 対談は、ボクシング番組「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」(WOWOW)と、藤原さんが出演し、5月から放送される連続ドラマ「連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-」(同)のコラボ企画として実現した。

 藤原さんは「若いときから思っていたが、ボクシングの現場と演劇の現場は似ていて。演出家の下で厳しいけいこをして、初日を迎えれば演出家はセコンドとなる。リング(ステージ)に立たされるのは僕ら俳優」と自身が考える共通点を語ると、井上選手は「準備期間を経て、当日やるのは自分しかいない。そこに関しては一緒」と大きくうなずいていた。

 ボクシングの情報は、大のボクシングファンでもある俳優の香川照之さんから教えてもらっているという藤原さんは、当時、香川さんから「『(井上選手という)モンスターが出てきた』って教えていただいていたんです」と明かした。香川さんの印象を聞かれた井上選手は「香川さんの話はマニアックすぎて、自分も分からないときがある(笑い)。(『エキサイトマッチ』などで)一緒に解説をしたときも熱が違う。興奮についていかないといけない」と語り、「香川さんはボクシングとなると話す相手を選ばない。(藤原さんと)大体、思っている印象は一緒だと思います」と笑った。

 「4・26ラスベガス決戦!『井上尚弥×藤原竜也』対談」は4月4日午後2時半からWOWOWプライムで無料放送。「生中継!エキサイトマッチSP『井上尚弥』ラスベガス3団体統一戦!」は4月26日午前10時からWOWOWプライムで生中継される。

 藤原さんが出演する「太陽は動かない」は、「怒り」「悪人」などで知られる吉田修一さんの同名サスペンスアクション小説が原作。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント鷹野(藤原さん)と田岡亮一(竹内涼真さん)の「AN通信」コンビが、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報を巡り、各国のエージェントたちとの命懸けの頭脳戦を展開する……というストーリー。連続ドラマと5月15日に公開される映画版で展開。連続ドラマは5月24日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送される。全6話で、第1話は無料放送。

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