北川景子:阪神・淡路大震災から25年 Nスぺ「大震災の子どもたち」の番組ナビゲーターに 神戸で被災

1月17日放送のNHKスペシャル「あの日から25年大震災の子どもたち」で番組ナビゲーターを務める北川景子さん=NHK提供
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1月17日放送のNHKスペシャル「あの日から25年大震災の子どもたち」で番組ナビゲーターを務める北川景子さん=NHK提供

 女優の北川景子さんが1月17日午後10時から放送されるNHKスペシャル「あの日から25年大震災の子どもたち」(総合テレビ)で番組ナビゲーターを務める。北川さんは小学校2年生の時に神戸で被災。17歳まで神戸で暮らし、今回、改めて神戸の街並みを歩き、「みんなが一つになって強い絆で立ち上がって、前に進んできて、25年という月日をみんなで歩んできたんだなというふうに今回、神戸に帰ってきて実感しています」と語っている。

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 北川さんは被災当時、「自分が暮らしていた街が、昨日まで普通だったのに今日、こんなふうに壊れてしまうんだというのがすごく悲しかったですし、大きな衝撃でした」と感じたというが、「全国の皆さんが神戸のためにたくさん救援物資を送ってくださったり、エールを送ってくださったり、たくさんの方の支えがあってここまで復興することができたと思います」と力強く語っている。さらに「私は皆さんに元気や希望、勇気、励ましをお届けできるような活動をこれからも頑張っていきたいと思いますので、皆さんも一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけている。

 番組では、社会心理学の専門家と協力し、北川さんと同じく震災当時、小・中学生(6~15歳)だった“震災の子”たちに、震災が「その後の生き方」や「進路」などにどのような影響を与えたかを調査。600人のアンケート結果を分析し、取材を進めると家族以外の「周囲の大人」の存在がカギとして浮かび上がったという。番組は“震災の子”がたどってきた25年間をひもとき、神戸から全国の被災地へ、新たな教訓を伝える内容となる。北川さんは阪神・淡路大震災に対する自身の思いを語る。

 また、関連番組として神戸を訪れた北川さんが自らメッセージを伝えるミニ番組「ふるさと神戸とともに」、震災と向き合いながら生き続けてきた人たちのメッセージを伝えるミニ番組「阪神・淡路大震災25年あの日を胸に」が総合テレビ・BS1・BS4Kで随時放送されている。ウェブでも視聴できる。

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