クレイジーケンバンド:見どころ満載の最新ツアー 自らのリクエストでデュエット曲も披露

横山剣さん率いる「クレイジーケンバンド(CKB)」の最新ツアー「CRAZY KEN BAND TOUR PACIFIC 2019」の模様 写真/本多亨光
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横山剣さん率いる「クレイジーケンバンド(CKB)」の最新ツアー「CRAZY KEN BAND TOUR PACIFIC 2019」の模様 写真/本多亨光

 11月17日に神奈川県民ホール(横浜市中区)で行われたボーカルの横山剣さん率いる「クレイジーケンバンド(CKB)」の最新ツアー「CRAZY KEN BAND TOUR PACIFIC 2019」の横浜公演の模様が、20年1月11日午後10時からWOWOWライブで放送される。

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 ライブはニューアルバムに収録されている軽快なナンバー「車と女」からスタート。続いて、映画「影に抱かれて眠れ」(和泉聖治監督)の主題歌「場末の天使」を歌唱。さらに香港の情勢を心配しながら「香港的士」「Hong Kong Typhoon」を聴かせるなど、序盤から見どころ満載。

 MCをはさんだ後、ベースでバイクのエンジン音を表現する「風洞実験」やメローな「何もいらない」、ファンキーなリズムの「GET」、港街のスナックが舞台となっている「KARAOKE International」と、最新アルバムの楽曲でたたみかける。MCで幼少期の地元での思い出のエピソードを披露したあと、「本牧ビーチ・フィールド」「本牧仕様のサーファーガール」といったCKBにとってのご当地ソングで横浜の魅力を伝えた。

 横山さん自らのリクエストでマービン・ゲイとタミー・テレルのデュエット曲「Ain’t No Mountain High Enough」と「金龍酒家」を披露した後は、「Let’s Go CKB→タイガー&ドラゴン」で終盤に突入。ある夫婦の離婚伝説を描いた「ある晴れた悲しい朝」、平成元(1989)年に飛行機の中で書いた「スージー・ウォンの世界」、そして代表曲でありライブでの定番曲でもある「GT」で盛り上がりも最高潮に達し、「流星ドライヴ」で本編を締めくくった。

 アンコールでは、体調を崩していたメンバーの新宮虎児さんの復帰を祝った「レッドライト・ヨコハマ」や「Night Table」「Tampopo」「ドクロ町ツイスト」「香港グランプリ」を聴かせ、「逃げろ!」とステージから退散して1回目が終了。さらにアンコールの声に応えた2回目は「あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。」と横浜のご当地ソング「クレイジーの中華街大作戦!」を演奏。最後は、ファンへの感謝の気持ちを込めて「生きる。」を歌い上げ、3時間に及ぶライブが大盛況のうちに幕を閉じた。

 「CRAZY KEN BAND TOUR PACIFIC 2019」横浜公演の模様は、2020年1月11日午後10時からWOWOWライブで放送。

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