少年寅次郎:井上真央“光子”の深い愛と渾身のビンタに感動の声続々 クライマックスシーンは一発OK…

NHK連続ドラマ「少年寅次郎」第2話の一場面(C)NHK
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NHK連続ドラマ「少年寅次郎」第2話の一場面(C)NHK

 女優の井上真央さん主演のNHK連続ドラマ「少年寅次郎」(総合、土曜午後9時)の第2話が10月26日に放送され、井上さん演じる寅次郎の育ての母・光子の深い愛に、SNSでは「超~泣ける」「だめだ…泣きすぎて息苦しい」「胸がギューッてなる」「やべぇ、涙止まらん」「朝ドラを見てる感覚。号泣しまくり」などと感動の声が次々と上がった。

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 国民的映画シリーズ「男はつらいよ」の主人公・車寅次郎(寅さん)の少年時代を描いた、山田洋次監督の小説「悪童(ワルガキ) 小説寅次郎の告白」(講談社)のドラマ化。寅次郎出生の秘密から、戦争を挟んだ悪ガキ時代、そして最愛の妹・さくらに見送られて葛飾柴又の駅から旅立つ14歳までの物語。寅次郎の幼少期は、子役の藤原颯音(はやと)君が演じている。

 第2話では、寅次郎(颯音君)の父・平造(毎熊克哉さん)に赤紙が届く。悲しみをこらえる母・光子に、父への愛を感じる寅次郎。今度は優秀だが体の弱い義兄の昭一郎(山時聡真さん)が病に倒れ、帰らぬ人に。抜け殻のような母の姿を見て、自分が代わりにいなくなればいいと思う寅次郎は……という展開だった。

 大空襲の夜、寅次郎は突如、家族の元を離れると、一人で一晩を明かす。翌朝、家に戻ると、寅次郎を必死に探す光子の姿が。光子は寅次郎を思いっ切りひっぱたくと、「あんたがいなくなったりしたら、私はどうしたらいいんだよ」とぐっと胸に抱き寄せ、寅次郎も「ごめんなさい」を繰り返し、「お母ちゃん!」と涙する。

 このクライマックスシーンの撮影は一発OKだったというが、視聴者から「母の愛」「渾身(こんしん)の愛情ビンタ…」「こういう時は親は叩(たた)いていいんです、こういう時はね」というコメントや、「井上真央ちゃんの演技やばい」「井上真央ちゃん上手すぎる! 井上真央に泣かされた!」「俺も井上真央の子になりたい」「もうあかん……。涙腺がぶっ壊れたわ」といった声も集まっていた。

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