ゲゲゲの鬼太郎:第64話「水虎が映す心の闇」 夫がなじられ、息子がいじめられ… 笑顔が消えた家族

「ゲゲゲの鬼太郎」の第64話「水虎が映す心の闇」の一場面(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
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「ゲゲゲの鬼太郎」の第64話「水虎が映す心の闇」の一場面(C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

 故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビほか)の第64話「水虎が映す心の闇」が7月14日、放送される。

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 水の体を持つ妖怪で、人間の負の感情を反映し虎の姿になる水虎が登場する。夫が勤めていた会社の倒産をきっかけに、新しい街に越してきた翔子と家族。その町は鬼久保食品の社長一家が牛耳っていて、夫は慣れない仕事を押し付けられ、社長になじられ、息子は社長の息子とその取り巻きにいじめられる。翔子もまた社長夫人にさいなまれ、いつしか家庭からは笑顔が消えていた。

 ある日、翔子は婦人会の会合で、大勢の人の前で遅刻を責められ、土下座を強要される。憎悪を募らせた翔子の絶叫に呼応するようにして水虎が姿を現し、水虎は「約束を果たしに来た」と告げる。江川央生さんが水虎の声優を務める。

 「ゲゲゲの鬼太郎」は、主人公の鬼太郎が、ねずみ男、砂かけばばあら個性的な仲間の妖怪たちと、さまざまな事件に立ち向かうマンガが原作。新作アニメは人々が妖怪の存在を忘れた現代が舞台。フジテレビほかで毎週日曜午前9時に放送。

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