なつぞら:視聴率大台回復 第49回21.4%で第9週も好スタート 小手伸也も登場!

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第49回が27日に放送され、平均視聴率は21.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。前回第48回(25日放送)の19.9%から20%の大台に回復。第9週「なつよ、夢をあきらめるな」も好スタートを切っている。

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 第49回では、東洋動画の入社試験を受けることにしたなつ(広瀬さん)が、受験当日、受験人数の多さに圧倒される。面接に臨むと、かつて帯広の映画館のスクリーンで見た東洋動画の大杉社長(角野卓造さん)の姿が。なつは、自身の境遇について語り、大杉社長は奥原なつの名前に、何かを思いだす。試験後、川村屋に戻ったなつは、光子(比嘉愛未さん)から手ごたえを尋ねられるが……という展開。

 吉沢亮さん演じる山田天陽(てんよう)が再登場したほか、小手伸也さん扮(ふん)する井戸原昇も初登場した。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。

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