広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」を放送。5月7日の第32回では、東京で、なつ(広瀬さん)が兄の咲太郎(岡田将生さん)と再会するが、兄の行方は再び分からなくなってしまう。なつは北海道に戻り、再び酪農の仕事に精を出す。そんなある日、照男(清原翔さん)から呼び出され、帯広で上映するディズニー映画のチケットを2枚渡される。大喜びするなつに、なぜか照男は、天陽(吉沢亮さん)と二人で行ってこいと促す。そのやり取りを泰樹(草刈正雄さん)が遠くから見ていて……。
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。
第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」では、ある日、なつと生き別れた幼なじみ・佐々岡信哉(工藤阿須加さん)が東京から訪ねてくる。感動の再会もつかの間、信哉から兄・咲太郎が新宿で働いているらしいと知らされ、なつは動揺するが……。そんななつを見ていた富士子は、東京に行くことを提案。夏休みを使い、なつは富士子とともに9年ぶりの上京を果たす。東京の目覚ましい復興に圧倒されつつ、なつは新宿の有名店・川村屋を訪ねる。そこの美人マダム・光子(比嘉愛未さん)から兄について貴重な情報を聞いて……という展開だった。
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