アルスラーン戦記:荒川弘×田中芳樹の人気作がミュージカル化 アルスラーン役に木津つばさ

ミュージカル「アルスラーン戦記」のティザービジュアル (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ
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ミュージカル「アルスラーン戦記」のティザービジュアル (C)荒川弘・田中芳樹・講談社/エイベックスピクチャーズ

 「銀河英雄伝説」などで知られる田中芳樹さんの小説を、「鋼の錬金術師」などの荒川弘さんがマンガ化した「アルスラーン戦記」がミュージカル化され、9月に上演される。ティザービジュアルも公開。「舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星 刀語り」などの木津つばささんが主人公のアルスラーンを演じるほか、加藤将さん、斉藤秀翼さん、伊万里有さんらが出演することも発表された。

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 「アルスラーン戦記」は、王国・パルスを舞台に、心優しいアルスラーン王太子とアルスラーンを助ける個性豊かな英雄たちの戦いを描いた田中さんのファンタジー小説。荒川さんによるマンガ版が2013年7月から「別冊少年マガジン」(講談社)で連載中で、マンガ版を原作としたテレビアニメ第1期が15年4~9月、第2期が16年7~8月に放送された。ミュージカルは、マンガ版が原作となる。

 田中さんは「『アルスラーン戦記』は、荒川弘さんの手でマンガ化していただけただけでも十分すぎるほどですのに、このたびは多くの方によって舞台化されることになりました。つくづく幸せな作品だと思います。ワクワクしながら初演の日を待っております。読者の皆さん、どうかよろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。

 荒川さんは「私にとってはまさかの舞台化! 役者さんの演技はもちろんですが、演出も楽しみです。小説ともアニメともマンガともちがう、舞台ならではの演出。そこに乗ってくるその時その時一度きりの生の演技は、きっと見る者にすてきな刺激を与えてくれることでしょう。ああ、早く見たいですね!」と語っている。

 ミュージカルは、9月5~8日にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪市中央区)、同11~16日にTHEATRE1010(東京都足立区)で上演。

 ◇キャスト(敬称略)

 アルスラーン:木津つばさ▽ダリューン:加藤将▽ナルサス:斉藤秀翼▽エラム:熊谷魁人▽ギーヴ:山田ジェームス武▽ファランギース:立道梨緒奈▽アルフリード:岩戸千晴▽ヒルメス:伊万里有

 ◇木津つばささんのコメント

 この作品への出演が決まった時は大きな喜びと共に期待に応えられるだろうかと重圧にのみ込まれました。個人的に大好きな作品であり、しかもアルスラーンを演じさせていただけることは、木津つばさの役者人生において最大の挑戦だとふんでおり、今はまだ夢の中にいる気持ちです。しかし必ず素晴らしいものにして見せます。アルスラーンという人物を、熱を持ち、冷静に、時には実直に演じ抜きたいと思います。

 ◇加藤将さんのコメント

 まさか自分があのダリューンを演じられるなんて思ってもいませんでした。今はダリューンのように強くなれるか、不安とプレッシャーがありますが、強くて男らしくなれるよう頑張ります。「アルスラーン戦記」の世界観を大切にし、作品を愛して、魂を込めて演じていきます。

 ◇斉藤秀翼さんのコメント

 ナルサスは、この物語、作品においてとても大切な役となります。彼は髪が長いですが、このブロンドをさばきながら、時にはなびかせながら、そして時には食べながら、やるしかないなと思いました。大切に、精いっぱいつとめます。

 ◇伊万里有さんのコメント

 アルスラーン戦記が決まった時まず「木津つばさ」がいると聞いて一番うれしかったような気がします。自分が決まったというよりも「木津つばさ」がいる喜びが大きかったですね。皆さま。「木津つばさ」は、可愛い子です。その可愛い子をたたき潰す気持ちでいきます(笑い)。そしてヒルメスとして、彼の過去をしっかり背負って舞台に立とうと思います。

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