俳優の草刈正雄さんが24日、横浜高島屋(横浜市西区)で開催されている、「NHK連続テレビ小説『なつぞら』&『“朝ドラ”100』展」のプレス内覧会に登場。本作で、十勝のガンコじいさんこと柴田泰樹を演じて話題になっている草刈さんだが、自身の役について「長生きをするそうです。長く演じさせてもらいます」と明かすも、「言っちゃいけなかったかな? 脚本の大森(寿美男)さんも、北海道のイベントで言ってたから、いいか」と笑っていた。
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「NHK連続テレビ小説『なつぞら』&『“朝ドラ”100展』」は、「なつぞら」の魅力を写真パネルや衣装、小道具、セット再現などで紹介。また、歴代朝ドラのメインビジュアルや、オープニング映像などを展示。総展示数は約300点となっている。5月6日まで開催。
一足先に展示会を見て回った草刈さんは、「懐かしかったですね。僕が(地元の)九州にいる時に見ていた『雲のじゅうたん』(1976年)とか。『懐かしいな』って思って見ていたら、(「なつぞら」のコーナーには)泰樹もいて。楽しく回らせてもらいました」と語っていた。
「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬すずさん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。
高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽(てんよう)から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。全156回を予定。
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