勝手に演劇大賞2018:舞台「刀剣乱舞」が作品賞 新設の2.5次元部門で 男優賞は鈴木拡樹

「勝手に演劇大賞2018」で作品賞を受賞した「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」のイメージビジュアル(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会
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「勝手に演劇大賞2018」で作品賞を受賞した「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」のイメージビジュアル(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会

 視聴者の投票によって、演劇界で“最も輝いていたと思う作品・演出家・俳優”を勝手に表彰するWOWOWの「勝手に演劇大賞2018」が27日、発表され、今回から「作品賞」に新設された2.5次元部門に、「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」が選ばれた。「作品賞」のストレートプレイ部門は「ヘンリー五世」、ミュージカル部門は「ナイツ・テイル-騎士物語-」が受賞した。

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 「刀剣乱舞」は、刀剣男士を育成しながら戦うシミュレーションゲーム。PC用ブラウザーゲームとして2015年からサービスがスタートし、現在はスマホゲームとしても展開している。モデルとなった刀を見るために、所蔵する美術館などに女性の来場者が押し寄せる社会現象もあり、話題となった。

 「刀剣乱舞」の舞台版は16年に「虚伝 燃ゆる本能寺」、17年に「義伝 暁の独眼竜」「外伝 此の夜らの小田原」「ジョ伝 三つら星刀語り」が上演。今回受賞した「悲伝 結いの目の不如帰」は舞台シリーズの集大成という位置付けで18年に上演された。

 「勝手に演劇大賞2018」の男優賞は「舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰」などに出演の鈴木拡樹さん、女優賞は「劇団☆新感線『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』」などに出演の天海祐希さんが受賞。新人賞は「火星の二人」などに出演した上白石萌音さんが受賞した。特設サイトでは受賞者のコメントが掲載されている。

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