いだてん:第5回「雨ニモマケズ」 オリンピック予選会“本編” 四三、ライバルたちと激しいデッドヒート!

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第5回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第5回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第5回「雨ニモマケズ」が3日放送される(NHK総合で日曜午後8時ほか)。第1回「夜明け前」(1月6日放送)では“ダイジェスト”だった、ストックホルム五輪に出場する陸上選手を決める予選会の“本編”を放送。激しいデッドヒートが繰り広げられるマラソンでは、レース終盤、金栗四三(中村勘九郎さん)の身に予想外の出来事が起こり……。

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 高座に上がったほろ酔いの志ん生(ビートたけしさん)は、古典落語「芝浜」を語ると思いきや突然、五輪の噺(はなし)を始める。時は明治44年、五輪への参加選手を決める羽田の予選会。全国から来た健脚の学生たちに刺激を受け、審査員だった三島弥彦(生田斗真さん)は急きょ短距離走に参戦する。一方、四三(勘九郎さん)は、10里、およそ40キロという未体験の長さのマラソンに挑む。ライバルたちとの激しいデットヒートの先に、憧れの嘉納治五郎(役所広司さん)の待つゴールを目指す……という展開。

 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。勘九郎さんが日本で初めて五輪に参加したマラソン選手の金栗四三、阿部サダヲさんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 第4回「小便小僧」は、東京・浅草の町中でマラソンと運命的な出合いを果たした四三は、東京高等師範学校のマラソン大会に出場することに。並々ならぬ気合を持ってレースに臨んだ四三は、スタートの出遅れをものともせず、ぐんぐんと順位を上げ、3位となる。表彰式で憧れの嘉納治五郎に声をかけられてさらに発奮し、むちゃな練習をする四三。そのころの嘉納は、日本初の五輪予選開催を前に山積する難題に頭を抱えていた……という展開だった。

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