カリー・ウェブ選手:女子ゴルフ期待の畑岡奈紗選手は「次のレベルに」

「UL インターナショナル・クラウン」のイベントに登場したカリー・ウェブ選手
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「UL インターナショナル・クラウン」のイベントに登場したカリー・ウェブ選手

 LPGA女子ゴルフツアーで通算41勝を誇り、元プロゴルファーの宮里藍さんが現役時代に「ウェブ先生」と慕ったカリー・ウェブ選手が6日、東京都内で開かれた女子ゴルフの国・地域別対抗戦「UL インターナショナル・クラウン」のイベントに登場。今年のツアーで日本人最年少優勝を果たした畑岡奈紗選手について、ウェブ選手は「畑岡選手の期待値が高いのは分かる。今シーズンは充実したプレーをしていますし、優勝争いにも絡んでいる。次のレベルに行く可能性がある」と話した。

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 「UL インターナショナル・クラウン」は、2014年から開催しているマッチプレー形式で競う対抗戦で、女子ゴルフのワールドカップともいわれる。今回は韓国・仁川のジャック・ニクラウスGCコリアで開催。予選ラウンド(4~6日)は8カ国・地域が二つのグループに分かれてフォアボール方式の総当たり戦。上位2チームと3位同士のプレーオフに勝った計5チームが決勝ラウンド(7日)に進み、20人のシングルス戦を実施。4日間の合計勝ち点で優勝が決まる。日本からは、畑岡奈紗選手と上原彩子選手、成田美寿々選手、比嘉真美子選手が出場している。

 大会の見どころを聞かれたウェブ選手は「普段(個人戦)ならかからないプレッシャーがかかるのが団体戦。いつもであれば、失敗すれば自分とキャディー、サポーターが悲しむが、団体戦はチームも国もがっかりさせてしまう。重圧がかかってくる面白みがある」と説明した。

 自身も出場経験のあるウェブ選手は「米国は団体のマッチプレーの経験が豊富なので、アドバンテージがあると思う。今は経験値に差がありますが、大会が歴史を重ねていくごとに経験値の差が埋まっていくと思う」と明かした。改善点を聞かれると「日本も豪州もタイも良い選手がいるのに苦戦している。アドバイスは、ジュニアの段階からマッチプレーの試合を増やして、団体戦に慣れること」と話した。

 イベントには、お笑いコンビ「フォーリンラブ」のハジメさんとスポーツキャスターの長澤壮太郎さんも登場。視聴者も参加し、参加者はウェブ選手の前でパットを実演してアドバイスを受け、さらに「ロングパットのコツは?」などと熱心に質問していた。

 *……WOWOWでは大会の模様と大会総集編を6~8日の午後6時からWOWOWプライムで放送する。4日からネット配信も行われており、7日午前9時からも配信する。

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