岡田健史:秋ドラマでデビューの話題の新人 有村架純にビンタためらい監督に怒られる

連続ドラマ「中学聖日記」の制作発表会見に出席した岡田健史さん(左)と有村架純さん
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連続ドラマ「中学聖日記」の制作発表会見に出席した岡田健史さん(左)と有村架純さん

 女優の有村架純さん主演で、9日にスタートする連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)で芸能界デビューを果たす岡田健史さんが6日、東京・赤坂で行われた同作の制作発表会見に出席した。岡田さんは、有村さん扮(ふん)する担任教師に初恋をして、婚約者がいることを知りながらもアタックしていく中学生を演じる。有村さんをビンタするシーンがあるといい、「あの有村架純さんをたたいていいのかって、役としてではなくて、岡田健史の感情が勝ってしまった。ドライ(リハーサル)で有村さんも監督も『本番さながらで』って言っていたんですけど、できなくて。スローモーションになりながら、監督を見ながらたたいたら、監督に怒られてしまいました。でもなんとか有村さんの力を借りながら撮り終えることができました」と振り返った。

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 岡田さんは、1999年5月12日生まれ、福岡県出身の19歳。これまで地元・九州でスカウトされ続けてきたといい、今回1年がかりのオーディションを勝ち抜いて、大役を射止めた。

 劇中で岡田さんと有村さんにキスシーンもあるといい、岡田さんは「(役として)気持ちをちゃんと一つ一つ整理しながら、大事に撮っていきたいと思います」と真摯(しんし)にコメント。記者から「歯をいっぱい磨きたい?」と話を振られると、「いっぱい磨きます」と素直に答えていた。

 会見には岡田さん、有村さんのほか町田啓太さん、吉田羊さん、夏川結衣さんも出席。吉田さんは岡田さんについて、「邪念がないのでお芝居が真っすぐ。こっちが見透かされるような怖さもある」と感心し、「リハーサルではアドリブをかましてきまして。『爪痕を残したい』と。この先、末恐ろしいなって思います」と明かし、岡田さんを困らせていた。

 ドラマは、マンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこさんの同名マンガが原作。片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に思ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・晶(あきら、岡田さん)に心引かれていく教師・末永聖(すえなが・ひじり、有村さん)の“禁断の恋”を、はかなくも美しく描くヒューマンラブストーリー。9日から毎週火曜午後10時に放送される。

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