声優の小野賢章さんが5日、サンシャイン劇場(東京都豊島区)で行われた舞台「黒子のバスケ IGNITE-ZONE」の公開ゲネプロ前に会見した。アニメ版でも演じている主人公・黒子テツヤ役の小野さんは、効果音に合わせた動きと照明などの演出で見せるバスケの試合のシーンが見どころだといい、「試合がどんどん激しくなっていくので、みんなで(動きを)合わせるのが苦労しましたね。合った時、絶対にカッコよくなるから、妥協せずやった。チームごとのチームワーク、座組としてのチームワークを見てほしい」と熱を込めて語った。
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「黒子のバスケ」は、2008年12月~14年9月にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された藤巻忠俊さんの人気バスケットボールマンガで、16年に初舞台化し、今回が第3弾の舞台公演となる。会見には、小野さんのほか、黒子テツヤの相棒・火神大我役の安里勇哉さん、桐皇学園高校の「キセキの世代」青峰大輝役の小沼将太さん、紫原敦役の鮎川太陽さん、火神の兄貴分で陽泉高校の氷室辰也役の斉藤秀翼さん、「キセキの世代」キャプテン・洛山高校の赤司征十郎役の糸川耀士郎さん、演出の中屋敷法仁さんが参加した。
小野さんは「早いものでもう3弾。今までやって来たことを引き継いで、頑張っていきたい」と感慨深げ。今回、舞台に初登場となる斉藤さんは「出会った仲間と作ってきたものを一つ一つ届けていきたい」、糸川さんは「原作ファンも赤司征十郎の登場を楽しみにしてくれていると思うので、プレッシャーに打ち勝って、僕の完成させたステージならではの赤司を楽しみにしてほしい」と気合十分。鮎川さんは「すごく長い時間待っていたような感じがする。ここまでくるとあっという間。みんなで積み重ねてきたものがありますので、ゲネプロで思いっきりぶつけて、いいものを出せたら」と意気込んでいた。
舞台は、6日の東京・サンシャイン劇場を皮切りに、5月1日から大阪・森ノ宮ピロティホール、5月11日から東京・日本青年館ホールで上演する。
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