日本アカデミー賞:是枝裕和監督が最優秀監督賞 2年ぶり2度目の受賞

「第41回日本アカデミー賞」で最優秀監督賞を受賞した是枝裕和監督
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「第41回日本アカデミー賞」で最優秀監督賞を受賞した是枝裕和監督

 「第41回日本アカデミー賞」の授賞式が2日、東京都内で開かれ、映画「三度目の殺人」の是枝裕和監督が最優秀監督賞を受賞した。是枝監督が同賞を受賞するのは「海街diary」(15年公開)以来、2年ぶり2度目の受賞。是枝監督は編集賞と脚本賞も受賞し、個人賞で3冠を獲得した。

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 是枝監督は「現場で脚本があまりに変わっていくので、プロデューサー陣がこれはやばいんじゃないかと何度か会議室に呼ばれたことがありまして。ヒリヒリするようなプロセスを過ごしていました」と明かし、主演の福山雅治さんには「常に『大丈夫です、音楽もそういう時、いいの生まれますから』と信頼して任せていただきました。彼のもとにも、(同賞を)届けたいと思います」と感謝の気持ちを示していた。

 同賞は日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられ、選考は日本アカデミー賞協会員の投票で行われる。

 最優秀監督賞は次の通り(敬称略)。

 黒沢清「散歩する侵略者」▽是枝裕和「三度目の殺人」▽篠原哲雄「花戦さ」▽原田眞人「関ヶ原」▽廣木隆一「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

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