NHK:4年連続でコミケ出展 恒例の“薄い本”に「CCさくら」情報も

NHKが「コミックマーケット93」の企業ブースで配布する“薄い本”のイメージ=NHK提供
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NHKが「コミックマーケット93」の企業ブースで配布する“薄い本”のイメージ=NHK提供

 NHKが、東京ビッグサイト(東京都江東区)で12月29~31日に開催される日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)93」の企業ブースに出展することが分かった。NHKがコミケに出展するのは2014年冬のコミケ87、15年冬のコミケ89、16年冬のコミケ91に続いて4年連続で、恒例となっている同人誌風の“薄い本”も配布する。

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 今年の薄い本は、18年1月にスタートするテレビアニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」を特集し、コスチューム原案イラストやアニメ設定画、絵コンテなどを公開。「クラシカロイド」「3月のライオン」「忍たま乱太郎」「おじゃる丸」といったアニメのほか、NHKのマンガサイト「どーも、マンガです。」、NHKのニュース番組の気象コーナーのキャラクター・春ちゃんなどの情報も掲載される。七尾奈留さんが表紙、萩原凛さんが裏表紙を描く。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。ブースには、同人誌を販売する一般ブースと商業作品を扱う企業ブースがあり、企業ブースは、95年夏から導入され、96年冬から本格的にスタートした。企業ブースは出版社やアニメ会社、ゲームメーカーの出展が大半だったが、近年はホンダやグーグル、マイクロソフトなどさまざまな“無縁企業”が出展している。

 NHKは14年冬、大河ドラマ「花燃ゆ」をPRするためにコミケに初出展した。民放各局は同イベントに出展しているが、NHKが出展するのは初めてということもあり、注目された。人気イラストレーターのイラストなどが掲載された薄い本を無料配布したことも話題になった。

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