佐藤健:共演の土屋太鳳の演技絶賛

映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」のプレミアム試写会に登場した佐藤健さん
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映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」のプレミアム試写会に登場した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが7日、東京都内で開かれた、女優の土屋太鳳さんとのダブル主演映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(瀬々敬久監督、16日公開)のプレミアム試写会に登場した。土屋さんの演技について聞かれた佐藤さんは「見ていただいたら分かる通り、本当に難しい芝居を要求されて、僕がこれをやれといわれても到底できないような芝居」と絶賛。「(自分は)彼女が力を発揮できる環境作りをしようとした」と振り返った。

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 土屋さんは、原因不明の病気に襲われて、昏睡(こんすい)状態となって数年後に目覚める女性・麻衣を演じた。佐藤さんは印象に残った土屋さんのシーンについて、「彼女が意識を取り戻して、記憶がない状態で淡々としゃべるシーン」と語り、「顔の筋肉が回復していないので上手にしゃべれない状態なんです。その“しゃべれなさ”は2人で練習しましたね」と回顧。さらに「けいれんのシーンがあるのですが、終わった後は(土屋さんは)汗だくだった。ダンスなどをする身体能力が高い彼女だからこそできる。普通はできない」と語っていた。

 この日のイベントでは、マフラーをプレゼントするという劇中のシーンにちなんで、観客の1人に佐藤さんからマフラーがプレゼントされた。当選してマフラーをかけられた女性は「幸せです。もう今死んでも大丈夫」と大興奮。佐藤さんは「生きてくれ!」と突っ込んで観客を笑わせていた。

 映画は、岡山県在住の中原尚志さん、麻衣さん夫妻がモデルとなった実話を書籍化した「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社)が原作。尚志(佐藤さん)と結婚を約束した麻衣(土屋さん)が、結婚式の3カ月前、原因不明の病気に襲われる。昏睡状態となって数年後、麻衣は意識を取り戻すが……というストーリー。全国公開に先駆けて、岡山県では9日から先行公開される。

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