女優の川栄李奈さんが21日、東京都内で開かれた劇場版アニメ「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(トラビス・ナイト監督)の公開記念舞台あいさつに登場した。ドラマや映画、CMなどに出演し、活躍している川栄さんは、今後の女優業について「いろいろな作品に、いろいろな役で出たい」と話し、「ホラーが好きなので、お化け役をやりたい」と希望を語った。
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同作の日本語吹き替え版で、悪役の闇の姉妹の声を担当した川栄さんは、「声優をやらせてもらう機会が少なかったので、ひたすら練習しました」と話し、劇中の笑うシーンについて、「生きていて笑うことが多いので、笑いは得意だったかも……」と答えて観客を笑わせた。また同作の魅力について、「作り手の方の愛情が詰まった映画だと思います。この作品を見ると心が温かい気持ちになります」とアピールした。
この日の舞台あいさつには、日本語吹き替え版で、主人公のクボと旅をするクワガタの声を演じたピエール瀧さんも登場。川栄さんの演技について「最初聞いたときは、川栄さん?と思ったけれど、映画を見ると声がハマっていて怖いなと。(川栄さんの声で)子供が泣いたらしいですからね」と明かしていた。
同作は、「ティム・バートンのコープスブライド」「コララインとボタンの魔女」などのスタジオライカが日本を舞台に描くストップモーションアニメ。闇の力によって家族を亡くし、三味線の音色で折り紙を操るという不思議な力を持つ少年・クボが、サル、クワガタを仲間にし、家族の敵を討とうとする……というストーリー。
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