山田孝之:声の仕事は「必ず裸足。落ち着かないので…」

映画「ゴッホ~最期の手紙~」の舞台あいさつに登場した山田孝之さん
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映画「ゴッホ~最期の手紙~」の舞台あいさつに登場した山田孝之さん

 俳優の山田孝之さんが12日、東京都内で行われた公開中の映画「ゴッホ~最期の手紙~」(ドロタ・コビエラ監督)の舞台あいさつに登場。映画は実際に俳優が演じた実写映像を、油絵風のアニメーションで描くという大胆な手法をとっており、印象派の巨匠ゴッホの死の真相を追う青年アルマン・ルーラン役の日本語吹き替え版声優を務めた山田さんは「気持ちの落としどころを見つけるのが難しかった。俳優さんは普通のお芝居なんですけれど、こっちのテンションはそうじゃなかったりして……」と振り返った。また、「声を取る仕事は落ち着かないので、必ず裸足になっています」とアフレコ現場の裏話も明かしていた。

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 舞台あいさつには、山田さんが主人公のキャラクターの声優を担当した劇場版アニメ「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」で監督を務めたFROGMANさんも出席。FROGMANさんは「山田さんとは一緒に仕事をしていますが、例えば『ドナルド・トランプみたいな芝居して』って言うとドナルド・トランプになって、『マザコンの役』って言うと、リハーサルなしでマザコンになりきるんですよ」と明かし、「自分がイメージした役をパッと出来るのがすごい。役者としての身体能力が抜群の人」と絶賛していた。

 映画は、19世紀に活躍したオランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎を追ったサスペンス作品で、125人の画家がゴッホのタッチを再現した“動く油絵”で構成。無気力な日々を送っていた青年アルマンが、郵便配達員の父から、父の友人で1年前に自殺したゴッホが弟のテオに宛てて書き、出し忘れた手紙をテオに届けてほしいと頼まれ、パリへ旅立つが、そこで意外な事実を知ることになり……というストーリー。

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