プラレール:日本の伝統工芸と初のコラボ 75万円相当の「江戸切子」も

「東京おもちゃショー2017」のタカラトミーブースで展示されている玩具「伝統工芸×プラレール」の「江戸切子」
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「東京おもちゃショー2017」のタカラトミーブースで展示されている玩具「伝統工芸×プラレール」の「江戸切子」

 鉄道玩具「プラレール」と日本の伝統工芸がコラボレーションした玩具「伝統工芸×プラレール」が1日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の玩具見本市「東京おもちゃショー2017」(日本玩具協会主催)のタカラトミーブースでお披露目された。プラレールが伝統工芸とコラボするのは58年の歴史の中で初。

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 今回展示された「伝統工芸×プラレール」は、「江戸切子」(高さ約5.2センチ×幅約37センチ、564グラム)、「箱根寄木細工」(高さ約5.3センチ×幅約39センチ、246グラム)、「京都竹工芸」(高さ約5.3センチ×幅約38.5センチ、235グラム)の3種類。「花火」をテーマに、伝統工芸職人がそれぞれガラスや木、竹などの素材を使ってボディー部分をデザイン。シャーシ部分は通常のプラレールと同じで、「箱根寄木細工」と「京都竹工芸」は実際にレールの上を走ることもできる。

 「日本ならではの職人魂や繊細さを象徴するものができないか」という考えがきっかけで誕生した。制作期間は「江戸切子」が約5カ月、「箱根寄木細工」が約4カ月、「京都竹工芸」が約8カ月。販売の予定はないが、参考販売予定価格は3種類で125万円(税抜き、以下同)で、「江戸切子」が75万円、「箱根寄木細工」が15万円、「京都竹工芸」が35万円。今回は展示されていないが、このほか参考販売予定価格105万円の「漆塗り」も制作されている。

 「東京おもちゃショー2017」は、2日までは関係者向けの商談見本市で、3、4日は一般向けに公開される。入場無料。

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