小さな巨人:第5話視聴率13.9%で自己最高記録 長谷川博己主演の日曜劇場

日曜劇場「小さな巨人」第5話のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」第5話のワンシーン=TBS提供

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系の日曜劇場小さな巨人」(日曜午後9時)の第5話が14日に放送され、平均視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。前回の13.5%からアップし、初回でマークした13.7%を上回る自己最高の数字となった。ドラマは第5話で芝署編が完結。21日放送の第6話から“新章”がスタートする。

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ドラマは、数々のヒット作を生み出してきたTBS系の「日曜劇場」枠で4月にスタート。同枠で放送された「半沢直樹」「下町ロケット」の伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデューサーを務める完全オリジナル作で、警視庁と所轄の確執など、警察内部の戦いを克明に描いた警察エンターテインメントだ。長谷川さんは「日曜劇場」初主演で、警視庁の捜査1課長を目指してまい進していたが、あるミスで出世街道を外れたエリート刑事・香坂真一郎を演じる。

 長谷川さん扮(ふん)する香坂の最大の敵と目され、高卒ノンキャリアでたたき上げの警視庁捜査1課長・小野田義信を香川照之さん、小野田の運転担当で、東大卒ながらノンキャリアの道を選び、捜査1課長を目指す刑事・山田春彦を岡田将生さんが演じるほか、新任の人事課職員・三島祐里役で芳根京子さん、香坂の異動先の所轄の刑事で、出世に興味を持たない渡部久志役で安田顕さんも出演している。

 第5話では、香坂(長谷川さん)は、山本アリサ(佐々木希さん)の自首を利用して、山田(岡田さん)とともに内通者をあぶり出すためわなを張ったが、その場所に来たのは、小野田(香川さん)ではなく、所轄の署長・三笠(春風亭昇太さん)だった。だが100%の確証が無いため逮捕までには至らず、小野田からは捜査情報の漏えい防止を理由に待機を言い渡される。そんな中、アリサが風見京子(富永沙織さん)のUSBメモリーを警察に提出し、メモリーは少し曲がって端も欠けていたことも知る。香坂は、京子が飛び降りたときに衝撃で欠けたとの仮説を立て、鑑識の報告にも無かったことから、三笠が証拠を持ち去っている可能性があると判断。捜査を始めるが……という展開だった。

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