来週のひよっこ:第7週「椰子の実たちの夢」 澄子が突然、失踪? 時子はオーディションに臨むが…

 向島電機・乙女寮にて。故郷の祖母を思い出し、泣いてしまう澄子(松本穂香さん) (C)NHK
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向島電機・乙女寮にて。故郷の祖母を思い出し、泣いてしまう澄子(松本穂香さん) (C)NHK

 有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、15日から第7週「椰子(やし)の実たちの夢」に入る。澄子(松本穂香さん)は、故郷の祖母のことが恋しくなってしまい突然、姿を消してしまう。一方、時子(佐久間由衣さん)は、テレビ局のオーディションの日を迎えるが、緊張から会場の雰囲気にのまれ……。

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 優しかった祖母が恋しくなってしまった澄子は、仕事のミスをライン長の松下(奥田洋平さん)に叱責された後、姿を消してしまう。そこでみね子(有村さん)たちは、澄子が田舎に帰ろうとしているのではと考え、上野駅へ捜しに向かう。

 女優を目指す時子のため、みね子らは模擬オーディションを寮で開催。時子の堂々とした受け答えに仲間は「合格間違いなし」と感じるが、本番では緊張から会場の雰囲気にのまれてしまう。

 「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったのを機に集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。

 第6週「響け若人のうた」では、乙女寮にやってきた警察官の綿引(竜星涼さん)に頼み込み、行方不明の父・実(沢村一樹さん)が暮らしていた場所を訪れ、胸を痛めるみね子。後日、綿引から「実さんを見かけた人がいる」と聞かされ、複雑な思いを抱く。東京に来て1カ月がたち初めての給料を受け取ったみね子は、実家へ仕送りし、赤坂の洋食店「すずふり亭」を訪れる……という展開だった。

 「ひよっこ」はNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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