松嶋菜々子:主演ドラマで衣装60点以上着用 「衣装替えが大変」と苦労明かす

特別ドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章」の完成披露試写会に出席した松嶋菜々子さん
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特別ドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章」の完成披露試写会に出席した松嶋菜々子さん

 女優の松嶋菜々子さんが14日、東京都内で行われた、主演を務める特別ドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章」(フジテレビ系)の完成披露試写会に出席。ドラマは戦後のファッション業界が舞台で、松嶋さんは、撮影で特注を含む60点以上の衣装を着用したといい、「衣装替えが大変でした。(特注衣装は)体に合わせて作っていただいたので、背筋が伸びる思いでした」と苦労を明かした。

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 この日は共演の玉木宏さんも出席。玉木さんが「松嶋さんは品のよさがありますし、松嶋さんだからこそ似合う洋服もありました。本当にすてきでした」と絶賛すると、松嶋さんは照れ笑いを見せていた。

 ドラマは、「白い巨塔」「不毛地帯」などで知られる作家・山崎豊子さんの同名小説(新潮文庫)が原作。松嶋さん演じる主人公の大庭式子がファッションデザイナーとして成功していく過程で、さまざまな人間関係に悩み、大きな運命の渦に巻き込まれる姿を描く。ミムラさん、相武紗季さん、木南晴夏さん、駿河太郎さん、小澤征悦さん、江波杏子さん、浅野ゆう子さん、長塚京三さんらも出演。2夜連続で放送され、15、16日ともに午後9時から放送。

 この日は「山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章 ファッションデザインコンペグランプリ授賞式&完成披露試写会」と題して行われ、ドラマ内で使用する衣装のデザインコンペのグランプリ作品の授賞式も開催された。

 撮影を振り返った松嶋さんは「式子の人生が詰まっているということで、撮影自体もハードでした。男女の機微もあり、感情の微妙さを演じないといけないので集中力が必要でした」と明かし、「山崎先生の世界観を再現するためには、スタッフやキャスト、コンペに参加してくださった皆さんのお力添えがないと完成できない作品でした。大作になっていますので、お楽しみに」とアピールした。

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