聲の形:興収19億円突破、146万人動員 入場者プレゼントも再配布

「聲の形」のビジュアル(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
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「聲の形」のビジュアル(C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

 大今良時さんのマンガが原作の劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督)が、9月17日の公開から10月23日までの37日間で、興行収入が19億円を突破したことが25日、分かった。観客動員は146万人を超え、120館の公開の作品としては異例のヒットを記録している。ヒットを記念して第3週目の入場者プレゼントだった35ミリフィルムが11月5日から再配布されることになった。

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 「聲の形」は、聴覚障害を持つ少女・硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・将也の孤独や絶望、愛などを描いた大今さんのマンガが原作。「別冊少年マガジン」(講談社)2011年2月号と「週刊少年マガジン」(同)13年12号に読み切りが掲載され、読者の反響や監修の全日本ろうあ連盟の後押しもあり、「週刊少年マガジン」で13年8月~14年11月に連載された。

 アニメは「けいおん!」などの京都アニメーションが製作し、女優の松岡茉優さんが声優として出演していることも話題になっている。

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