注目ドラマ紹介:「黒い十人の女」 父の当たり役を船越英一郎が熱演 バカリズムが大胆リメーク

29日に放送される連続ドラマ「黒い十人の女」第1話=読売テレビ提供
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29日に放送される連続ドラマ「黒い十人の女」第1話=読売テレビ提供

 船越英一郎さん主演の連続ドラマ「黒い十人の女」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)が29日、スタートする。父・船越英二さんが演じた“10股男”と個性的な愛人たちの策謀と思惑を描いた市川崑監督の往年の名作を、バカリズムさんの脚本で大胆にリメークした話題作だ。

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 原作は市川監督がメガホンをとり、妻の和田夏十さんがオリジナル脚本を手がけた1961年公開の同名映画。今回の連ドラ版では、「セーラーゾンビ」「時をかける少女」の渡部亮平さんらが演出を担当しており、バカリズムさんも「素敵な選TAXI」(関西テレビ・フジテレビ系)などで脚本家としても高い評価を得ているが、今回は1話完結もの以外の連続ドラマに初挑戦する。

 主人公のドラマプロデューサー、風松吉を船越英一郎さんが演じるほか、テレビ局の受付担当で、松吉と不倫関係にある神田久未役を成海璃子さん、若手女優の相葉志乃役をトリンドル玲奈さん、アシスタントプロデューサーの弥上美羽役を佐藤仁美さんが務める。さらに、久未の友人、文坂彩乃役の佐野ひなこさん、脚本家の皐山夏希役のMEGUMIさん、舞台女優の如野佳代役の水野美紀さんと、個性的な女優陣が出演する。

 第1話「愛と狂乱のカフェラテ」では、松吉(船越さん)と不倫関係にある久未(成海さん)の元に見知らぬ番号から電話がかかってくる。電話口の女性から呼び出された久未は、待ち合わせ場所に現れた佳代(水野さん)から思わぬ事実を告げられる……。さまざまなものや思惑が飛びかう女同士のバトルにも注目だ。

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