仰げば尊し:“大人の熱血教師”樋熊が教え子たちと“涙の別れ”? きょう最終回

日曜劇場「仰げば尊し」の最終回のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「仰げば尊し」の最終回のワンシーン=TBS提供

 「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生んできた「日曜劇場」枠で放送中の寺尾聰さん主演の連続ドラマ「仰げば尊し」(TBS系、日曜午後9時)の最終回「別れと奇跡」が11日、放送される。寺尾さん演じる“大人の熱血教師”樋熊迎一の病状が進行し、村上虹郎さん、真剣佑さんら元不良少年たちを含む美崎高校吹奏楽部の教え子たちと“涙の別れ”を迎えてしまうのか、実話を基にした感動ストーリーのラストが描かれる。

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 「仰げば尊し」は、1980年代に神奈川県立高校の吹奏楽部を全国有数の強豪校に育てた中澤忠雄さんの実話がモチーフで、事故の後遺症で音楽に背を向けていた主人公のサックス奏者・樋熊迎一(寺尾さん)が、荒廃した高校で問題児たちと真正面から向き合う姿を描く青春ストーリー。いずみ吉紘さんが脚本を手がけ、平川雄一朗さんが演出を担当するなど、大ヒットドラマ「ROOKIES」のスタッフが再集結したことでも話題を集めている。

 寺尾さんは28年ぶりの「日曜劇場」主演で、娘の奈津紀を多部未華子さん、学校再建のため樋熊を美崎高校へ招き入れる校長・小田桐寛治を石坂浩二さんが演じている。また樋熊が向き合う不良生徒役で、俳優の村上淳さんと歌手のUAさんの長男の村上虹郎さんや、千葉真一さんの息子で米国で映画デビューしている真剣佑さん、春ドラマ「ゆとりですがなにか」でゆとり世代の若者を演じた太賀さんと北村匠海さん、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の佐野岳さんが出演している。

 最終回では、病に倒れた樋熊(寺尾さん)に代わって奈津紀(多部さん)が指揮をした美崎高校吹奏楽部は県大会で見事に金賞を受賞し、手術が終わった樋熊に報告。次の関東大会で選ばれれば全国大会行きが決定するという、夢にまで見た晴れの舞台へ「あと一歩」と迫る美崎高校だったが、樋熊の手術の結果は芳しくなく、体のほかの部位に手の施しようがないほどに腫瘍が転移していたことが発覚する……というストーリーが展開する。

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