神の舌を持つ男:向井理×堤幸彦のコミカルミステリーまさかの映画化 正式タイトルは100文字超え

12月3日公開の映画「RANMARU 神の舌を持つ男 」のポスタービジュアル (C)2016 RANMARUとゆかいな仲間たち
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12月3日公開の映画「RANMARU 神の舌を持つ男 」のポスタービジュアル (C)2016 RANMARUとゆかいな仲間たち

 俳優の向井理さんが主演し、「TRICK」「SPEC」シリーズの堤幸彦監督が演出を手がけた連続ドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)が映画化されることが9日、明らかになった。正式タイトルは「RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編」で、12月3日に公開される。

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 ドラマは9日に最終回を迎えており、特殊能力の“絶対舌感”を持つ主人公・ 朝永蘭丸(ともなが・らんまる)を演じてきた向井さんは「まさかの映画化です」と驚きを隠せない様子。一方、堤監督は「キャスト・スタッフのこの作品にかける熱い思いはとどまるところを知らず、ついに映画になりました。引き続き、皆さまの叱咤(しった)激励、ご支援をいただければ幸いです」とコメントを寄せている。

 「神の舌を持つ男」は、舌に乗せたものを検査機器並みの精密さで分析できる“絶対舌感”を持つ蘭丸ら男女3人が、ボロ車に乗って謎の温泉芸者“ミヤビ”を探す秘湯の旅に出て、行く先々で事件に巻き込まれる……というコミカルミステリー。向井さんと堤さんは連ドラ初タッグで、流浪の骨董屋で2時間サスペンスマニアの“ウザカワ女”甕棺墓光(かめかんぼ・ひかる)役で木村文乃さん、暴走しがちな2人を鋭い突っ込みでまとめる唯一まともな人格者?の宮沢寛治役で佐藤二朗さんも出演。ギャグやパロディー満載の“堤ワールド”全開のやりとりを繰り広げてきた。

 劇場版は、ドラマ最終回で広末涼子さん扮(ふん)する温泉芸者・ミヤビに失恋し、一人、傷心の旅に出た蘭丸は、ひょんなことからある村の温泉街で働くことになるが、またしても事件が起こってしまう……という内容。木村さん、佐藤さんがドラマに引き続き登場するほか、蘭丸の“運命の女性”となる美人の村医者・武田竜胆(たけだ・りんどう)役で木村多江さん、竜胆に思いを寄せる旅館の若旦那・野々村龍之介(ののむら・りゅうのすけ)役で市原隼人さん、そのほか新キャラクターとして黒谷友香さん、財前直見さんも出演する。

 木村さんは「ヒロイン、という響きに惑わされ、気がついたら、堤ワールドに蟻地獄のように引きずり込まれて、自分を見失うおかしさにハマってしまった。堤監督恐るべし。皆さんにも、この蟻地獄、ぜひ体験していただきたいです」とメッセージを送っている。

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