今週の真田丸:第32回「応酬」 三成が暴挙に 新キャストも

「真田丸」の第32回「応酬」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第32回「応酬」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の14日放送の第32回「応酬」では、絶対的権力者・秀吉(小日向文世さん)が亡くなり、徳川家康(内野聖陽さん)と三成(山本耕史さん)が自分の陣営に味方を増やそうと躍起になる中、三成が暴挙に出る。

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 「真田丸」は、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がける大河ドラマ。堺さんが真田幸村の名でも知られる戦国時代の人気武将・信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。

 7日放送の第31回「終焉」は、秀吉がこの世を去り、三成と家康の対立が激化する……という展開だった。

 第32回は、秀吉が亡き後の権力抗争が描かれる。上杉景勝(遠藤憲一さん)、宇喜多秀家(高橋和也さん)、前田利家(小林勝也さん)など有力大名たちの合議による政権運営が始まり、家康と三成は、お互い宴(うたげ)を開いては、自分の陣営に味方を増やそうとする。加藤清正(新井浩文さん)や伊達政宗(長谷川朝晴さん)が徳川に傾き、次第に三成側の形成は不利になっていく。そして、信繁(堺さん)や大谷刑部(片岡愛之助さん)がいさめるのも聞かず、三成は暴挙に出る。

 真っすぐだが、どこか不器用な三成の暴挙とは……。やがて関ケ原の戦いで激突することになる三成と家康の戦いの行方が注目される。また、阿南健治さん演じる長宗我部盛親、小林顕作さん演じる明石全登など新キャストも登場する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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