菅野美穂:出産後初主演で母親役 役柄に「共感」

10月スタートの連ドラ「砂の塔~知りすぎた隣人」に主演する菅野美穂さん(C)TBS
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10月スタートの連ドラ「砂の塔~知りすぎた隣人」に主演する菅野美穂さん(C)TBS

 女優の菅野美穂さんが、10月スタートの連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)で主演を務めることが22日、明らかになった。菅野さんが連ドラの主演を務めるのは2012年放送の「結婚しない」(フジテレビ系)以来、4年ぶりで、13年に俳優の堺雅人さんと結婚、第1子を出産してからは初めて。菅野さんは“最凶の隣人”から家族を守る2児の母親という役どころで「自分も子供を持ち、そういったところで、共感できる部分を探しながら、演じていきたい」と意気込んでいる。

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 ドラマは、明るい性格で家族を愛する専業主婦の主人公と、穏やかな会社員の夫、優しい高校生の長男、照れ屋の幼稚園児の長女という一家が、引っ越先のタワーマンションで、恐ろしい隣人と出会い家族崩壊の危機に遭う……というサスペンス。脚本は「アリスの棘」(TBS系)などの池田奈津子さんがオリジナルで描く。演出は「夜行観覧車」(同)などの塚原あゆ子さんが担当する。

 菅野さんは「素敵なタワーマンションの中で起こっているサスペンスですが、追い込まれていく人間の滑稽なさまが描かれています」といい、「端から見ていると笑ってしまうような話が盛り込まれていて、すごく面白くて引き込まれました。この先、どういう展開になっていくのだろうと、私自身も楽しみ」とコメントしている。

 ドラマの高橋正尚プロデューサーは「女優界の日本代表ともいえる菅野美穂さんが満を持して復帰する舞台として、オリンピックのようにスケールが大きく、金曜ドラマの歴史に残る作品になるはず」といい「“最凶の隣人”をはじめとしたキャスト陣においても、かつてない豪華俳優陣が集結する予定。まさにオールスター・ドリームチームによる、他に類を見ない“ワンランク上のサスペンス”を皆様にお届けすることをお約束します」とメッセージを寄せている。

 ドラマは、10月から毎週金曜午後10時放送。

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