春風亭昇太:実は大河3度目 笑点司会に続く大役も、過去2回「覚えてないでしょ?」と自虐

2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演が決まった春風亭昇太さん
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2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演が決まった春風亭昇太さん

 落語家の春風亭昇太さんが、柴咲コウさんが主演する2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演することが決まり、12日に東京・渋谷の同局で行われた会見に出席。演じるのは、歴史好きの昇太さん自身が「愛している」という今川義元で、長寿演芸番組「笑点」の司会に続く“大役”抜てきとなるが、昇太さんは「過去、大河ドラマに2回出させていただいたんですね。(2014年の)『軍師官兵衛』と(15年の)『花燃ゆ』に出させていただいたんですけど、覚えてないでしょ? 眼鏡を外して出ているので、ほぼ誰だか分からないんですね。今回も分からないと思う」と自虐ネタで笑わせた。

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 それでも昇太さんは「ちょっと前まで今川義元って扱いが雑なことが多くて、僕は静岡の出身で、地元の戦国大名ですから愛している。それで確認したら『今までのようなダメっぽい感じの人ではない』というお答えだったので、ぜひやらせていただきたいと思った」といい、「何しろ僕は歴史が大好きでして、特に今川家が大好き。普段、着ている着物も今川家の家紋を勝手に使っている、そのぐらい愛していますので、非常にうれしいです」と満面の笑みで喜びを語っていた。

 ドラマは、激動の戦国時代に男の名を名乗り、井伊家の家督を継ぎ“おんな城主”となった女性・井伊直虎の生涯を描く。主人公・直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母。井伊家当主・井伊直盛の一人娘として生まれるが、戦のたびに当主を殺され、男の名で家督を継ぎ、駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と三つの大国が虎視眈々(たんたん)と領地を狙う中、己の知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延びていく。

 オリジナル作品で、脚本は「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN-仁-」「とんび」「天皇の料理番」などの森下佳子さんが担当する。放送は17年1月から。

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