東山紀之:初共演の松たか子を絶賛 一緒にいると「アナ雪思わず口ずさむ」

スペシャルドラマ「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」の会見に出席した松たか子さん
1 / 5
スペシャルドラマ「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」の会見に出席した松たか子さん

 俳優の東山紀之さんと女優の松たか子さんが21日、スペシャルドラマ「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」(TBS系)の会見に出席した。今回が初共演の松さんについて、東山さんは「聡明(そうめい)で美しい方。この方がいて成立した作品」と絶賛し、撮影のエピソードとして、「一緒にいると『アナ雪』(アナと雪の女王)の歌を思わず口ずさんで。なんかこういうことってあるんだろうなって。意識していないけど『ありのままのー』って口が言って、『しまった』と思いながら撮影が進んでいった」と振り返り、笑いを誘った。

あなたにオススメ

 一方、松さんは東山さんの印象について、「“東山さん”だなって。だって大先輩ですから。何を話していいかわからなくて、いろんな意味で次元が違いすぎて」と恐縮しつつ、「東山さん自身はすごくリラックスする方法を持っている方というか、現場ではとても自然な方。でもとてもおちゃめな方」と語っていた。

 ドラマは、直木賞作家の藤沢周平さんの娘でエッセイストの遠藤展子さんの「藤沢周平 父の周辺」「父・藤沢周平との暮らし」(ともに新潮文庫)が原作。東山さん演じる藤沢周平が、小説家になることを夢見ながら小菅留治の本名で「食品加工新聞」の記者として働くなか、妻に先立たれ、一人娘の展子と母とともにつましく暮らしていた1963年頃から、松さんが演じる和子との再婚、そして1973年に直木賞を受賞するまでの家族との日々を、実娘・展子の目線でとらえたヒューマンタッチの作品。7月4日午後9時放送。

 家族とのふれあいを描いた作品に、東山さんは「実際に僕も父親になったので、まさに今の時期に父親を演じるというのは、運命的なものを感じている」としみじみ。また、松さんは「愛情のあるドラマになっている。関わらせていただいてよかった」と笑顔で語っていた。この日の会見には、同ドラマのプロデューサーの石井ふく子さんも出席した。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事