俳優の斎藤工さんが26日、東京都内で行われた映画「団地」(阪本順治監督、6月4日公開)の完成披露試写会に登場。主演の藤山直美さんをはじめ、主要キャストとともに登場した。現場の様子について、斎藤さんは「(共演者に)イジっていただきました」と話し、「まずは私の名前を『サイトウ・エ』とイジってもらった」と明かすと、藤山さんは「(名前は知らなかったが)お顔は知ってたんですよ。監督に『サイトウ・エって誰?』(と聞いた)。あ、この人斎藤さんって言うの。『トレンディエンジェル』の斎藤(司)さんじゃないですよ!」と経緯を説明して、会場の笑いを誘った。
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映画は、阪本監督が日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ、数々の映画賞を受賞した「顔」の藤山さんと15年ぶりにタッグを組んだ意欲作。団地を舞台に、平凡な夫婦の“普通じゃない”日常を描いている。斎藤さんは、妙な立ち居振る舞いをする謎の青年を演じた。この日は、斎藤さん、藤山さんのほか、岸部一徳さん、大楠道代さん、石橋蓮司さん、阪本監督が登場した。
斎藤さんは、女性誌の“抱かれたい男”に選ばれたことを藤山さんにいじられたと明かし、「僕もそういう称号をどうしていいか。ギャグにしてもらわなければ、やるせなかったんで、救われた気持ちでした」と笑顔で回顧。藤山さんは「抱かれたい男って聞いて、『いやん、ほんま?』って思った。大阪のおばちゃんですから、触っとこうとか、アメちゃんあげようか、となった」と、ちゃめっ気たっぷりに語って、会場を盛り上げていた。
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