沢村一樹:重松清原作の連続ドラマ「希望ヶ丘の人びと」で主演 

「連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと」のメーンビジュアル
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「連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと」のメーンビジュアル

 重松清さんの小説「希望ヶ丘の人びと」(講談社文庫)が、WOWOWで7月に連続ドラマ化され、主演を俳優の沢村一樹さんが務めることがこのほど、明らかになった。突然妻を失った夫とその子供らが亡き妻の故郷で新しい生活を築いていく姿を描いた作品で、沢村さんは妻を失った夫・田島徹役を演じる。沢村さんは「田島は自分自身とはまったく違うタイプで、共感というと違うかなと思います。でも、田島という男の存在があると、なんとなく周りが落ち着き、安心する、そんな人物に演じられたら、と思っています」と意気込みをコメントしている。

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 物語は、ある日、妻・圭子(和久井映見さん)が末期がんでこの世を去ってしまい、徹(沢村さん)が、美嘉(桜田ひよりさん)や亮太(二宮慶多くん)ら家族とともに、これまでと変わらない日常を過ごそうと無理をして笑顔を作り、生活していたが、「忘れようとしたって、無理なんだ」と気づき、圭子が育った町・希望ヶ丘で新生活を始めようとする……という内容。圭子の初恋の相手だった伝説の不良役で寺脇康文さんも出演する。脚本は「おひさま」や「ど根性ガエル」などの岡田惠和さんが手がけ、「トワイライト ささらさや」などの深川栄洋監督がメガホンをとる。同局の連ドラ枠「連続ドラマW」で放送され、沢村さんが同枠に出演するのは今回が初めて。

 沢村さんは脚本について「読み進めていくうちに、じわーっと心に温かいものが広がり、気づいたら違和感なくこのドラマの世界観に入り込んでいた。そういう脚本でした」と感想を語り、「考えながらというよりは、一つ一つ、感じながら見ていただきたいドラマです。そしてふと気づくと、目から、耳から、体中から何かが浸み込み、心に届いていく……そんな作品です」とコメントしている。

 ドラマ「連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと」は全5話で7月16日からスタート。毎週土曜午後10時にWOWOWプライムで放送される。第1話は無料放送。

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