あさが来た:総集編が5日一挙放送 “あさロス”ファン待望!

「あさが来た」で主演を務めた波瑠さん
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「あさが来た」で主演を務めた波瑠さん

 モデルで女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」の総集編の後編が5日、NHK総合で放送される。1月に放送された前編と一挙放送で、朝ドラでは今世紀最高の期間平均視聴率を記録するなど人気で、“あさロス”に陥るファンも多いこともあり、注目を集めそうだ。

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 「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ(波瑠さん)が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などが描かれた。あさのモデルは“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子。宮崎あおいさんや寺島しのぶさん、玉木宏さん、ディーン・フジオカさんらも出演した。朝ドラでは初めて幕末から物語がスタートしたことも話題になった。初回から最終回までの期間平均視聴率が23.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。朝ドラでは、2002年放送の「さくら」の期間平均視聴率23.3%を超え、今世紀最高の記録となった。

 総集編は前後編で放送。前編「九転び十起き」は、大阪有数の両替屋の新次郎(玉木さん)と結婚したあさが、幕末の動乱で商売が傾きかけると、炭坑経営に乗り出し、銀行づくりにも向かって奮闘する姿が描かれる。“もう一人のヒロイン”とも呼ばれたあさの姉・はつ(宮崎さん)の嫁ぎ先は潰れてしまい、夜逃げすることになる。フジオカさんが演じた五代友厚の活躍が見られるのは“五代ロス”のファンにはうれしいところ。NHK大河ドラマ「新選組!」に続き土方歳三を演じた山本耕史さんも登場するなど見どころが満載だ。

 後編「柔らかい心」は、あさが五代(フジオカさん)から助言をもらい、銀行を設立。さらに、成澤(瀬戸康史さん)とも出会い、女子大学校に関心を持つようになる。一方、はつ(宮崎さん)は惣兵衛(柄本佑さん)と和歌山でみかん栽培に励む。あさの娘・千代(小芝風花さん)やはつの息子・藍之助(森下大地さん)や養之助(西畑大吾さん)も登場するなど親子の物語も描かれる。千代と結婚する東柳啓介(工藤阿須加さん)や千代の友人・田村宜(吉岡里帆さん)など若手の活躍も見どころの一つとなる。涙したファンも多いであろう感動のラストが再び楽しめる。

 「あさが来た」総集編はNHK総合で、前編「九転び十起き」が5日午前8時15分~10時10分、後編「柔らかい心」が同午前10時15分~11時54分に放送。

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