お迎えデス。:初回放送 福士&太鳳が死神と幽霊成仏? 旬な2人の不思議系ラブコメ

23日スタートの連ドラ「お迎えデス。」のワンシーン=日本テレビ提供
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23日スタートの連ドラ「お迎えデス。」のワンシーン=日本テレビ提供

 福士蒼汰さん主演の連続ドラマ「お迎えデス。」(日本テレビ系)の第1話が23日、放送される。福士さん演じる感情希薄な理系大学生と、土屋太鳳さん演じる感情むき出しの女子大生が、幽霊を成仏させるアルバイトを通して、成長していく姿を描くラブコメディーだ。当初、初回は16日放送の予定だったが、熊本地震の特別報道態勢のため、放送延期となっていた。

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 原作は、少女マンガ誌「月刊LaLa」(白泉社)で1999~2002年に連載された田中メカさんのマンガ「お迎えです。」。オタク系の工学部生・堤円(福士さん)が幽霊が見えるようになってしまい、猪突猛進型の女子大生の阿熊幸(土屋さん)とともに、ピンクのうさぎの着ぐるみを着た「ナベシマ」ら“死神”の力を借りて、この世に思いを残した幽霊を成仏させるという不思議なアルバイトをする……というストーリー。日テレのドラマ初主演となる福士さんと、NHK朝のテレビ小説「まれ」のヒロインでブレークした土屋さんの“旬な2人”の共演が見どころだ。

 円と幸に力を貸すピンクのうさぎの着ぐるみを着た“死神”の「ナベシマ」役は、映画「俺物語!!」、ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)などその役作りが話題の鈴木亮平さん。円の高校の同級生で、事故で亡くなった緒川千里役は、映画「愛の渦」、NHK大河ドラマ「八重の桜」の門脇麦さん。ナベシマの助手の死神・ゆずこ役を映画「おしん」に主演した子役の濱田ここねちゃん。円の父の郁夫を大杉漣さん、母の由美子を石野真子さんが演じる。

 第1話は、高校時代の同級生・千里の通夜の帰り道、円が、ウサギの着ぐるみを着たナベシマと、初老の男・陽造(伊東四朗さん)が取っ組み合いをしている光景を目撃し、通り過ぎようとするが、ナベシマから、アルバイトでこの世にさまよう幽霊を成仏させるという仕事を手伝ってほしいと言われる。いや応なしに仕事を手伝うことになった円は、先に同じアルバイトをしていた幸とコンビを組み、娘の玲子(菅野美穂さん)の結婚、妊娠のことで死んでも死に切れないという陽造の霊を成仏させに向かう……というストーリー。ゲスト出演する菅野さんは、第1子出産後初のドラマ出演となる。

 主題歌は、歌手の家入レオさんの「僕たちの未来」。毎週土曜午後9時から日本テレビ系で放送される。初回は15分拡大版。16日に放送予定だったが、熊本地震の報道特別番組放送のため延期されていた。

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