日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督などのアニメに参加してきた四宮義俊さんの初となる長編アニメ監督作「A NEW DAWN(英題)」の邦題が「花緑青が明ける日に」に決定し、2025年に公開されることが分かった。土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店を舞台に、そこで育った若者たちと、幻の花火“シュハリをめぐる2日間を描くオリジナルストーリーで、俳優の萩原利久さんと古川琴音さんがダブル主演を務めることも発表された。萩原さん、古川さんは共にアニメ声優初挑戦となる。
萩原さんは、帯刀煙火店の次男で、失踪した父親に代わり幻の花火を完成させようと奮闘する帯刀敬太郎、古川さんは、敬太郎の幼馴染で、地元を離れ東京で将来の道を模索している式森カオルをそれぞれ演じる。