寺尾聰、聴力検査で「1回もボタンを押さないまま終わる」 音楽仲間は「難聴も多い」と明かす

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 歌手の寺尾聰さんが4月23日、東京都内で行われた映画「父と僕の終わらない歌」(5月23日公開、小泉徳宏監督)完成披露試写会に登壇した。

  劇中でも歌唱シーンのある寺尾さんは、「少年時代からバンドをやっててね、耳が難聴の仲間が多くて。僕も聴力検査で1回もボタンを押さないまま終わることがある。5年以上そんな感じ。普段は大丈夫なんですけど」と悩みを明かした。

  映画に対しては、「息子役が松坂桃李さんと聞いて前向きに考えようかなと。年を重ねてくると疲れも多くなるので、芝居をしていて気持ち良くなる俳優さんと一緒に仕事がしたいんです」と息子役の松坂桃李さん、妻役の松坂慶子さんとは息の合った芝居ができたことを振り返った。

  続けて「すてきな俳優がそろっていますから。『こういう顔ぶれだったらやらせてもらいます』と、プロデューサーにはわがままを言いましたが、最高の俳優に囲まれてこの映画ができました」と胸を張った。

  完成披露試写会には、佐藤栞里さん、副島淳さん、齋藤飛鳥さん、三宅裕司さん、石倉三郎さんも登壇した。

  同作は、2016年にイギリスでYouTubeに投稿された動画がきっかけとなった実話をもとに映画化されたもの。動画はアルツハイマー型認知症を患う父と息子の絆が描かれ、世界中に感動を与えた。

  今回の映画では、舞台を日本に置き換え、横須賀で楽器店を営む父と息子が登場。それぞれの愛と葛藤、家族や友人たちに支えられながら、アルツハイマーの父が若き日に諦めたレコードデビューの夢を、再びかなえようとするまでの感動の物語を描く。

 

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