タレントの黒柳徹子さんの私物など「いい!」と夢中になったものを紹介する書籍「黒柳徹子ビジュアル大図鑑」(講談社)が、5月14日に発売されることが分かった。黒柳さんが「きれい!」「好き!」「いい!」と思い、購入したドレスや着物、靴、バッグ、アクセサリーからリボンやガラスの文鎮、食器といった趣味で集めているものまで、その“好奇心”を一挙に紹介する。
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黒柳さんの美意識のルーツに迫るコーナーや、38歳で米ニューヨークに留学した際の振り袖姿の写真、パンダグッズのコレクションなども収録される。
黒柳さんは「私が、きれいなものに猛烈に憧れてしまうのは、おそらく戦争中に、心を豊かにしてくれる生活の中の品々を全て奪われたことに起因しています。今、こうして好きなものに囲まれる生活ができているのも、平和と自由があってこそ。つまりこの本は、平和な時代に培われた私の好奇心が、ビジュアル化されたものなのです」とコメントを寄せている。
A4変形判、144ページ。3960円。