高橋一生&飯豊まりえ:初の夫婦ショット “懺悔”も丸かぶりで苦笑い

映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の完成報告会見に登場した高橋一生さん(右)と飯豊まりえさん
1 / 10
映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の完成報告会見に登場した高橋一生さん(右)と飯豊まりえさん

 俳優の高橋一生さんと妻の飯豊まりえさんが4月15日、東京都内で行われた映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」(渡辺一貴監督、5月23日公開)の完成報告会見に登場した。昨年5月に結婚を発表して以来、夫婦揃って公の場に登場するのは初めて。同作で共演している2人は、撮影で訪れたイタリア・ベネチアでの思い出などを語った。

あなたにオススメ

 高橋さんと飯豊さんは、2020年12月にスタートした同作のドラマ版で共演。2024年5月に結婚を発表した。

 会見では、ベネチアでの思い出や、映画のタイトルにちなんで「懺悔したいこと」などについてトーク。高橋さんは「僕、この(岸辺露伴シリーズがスタートしてからの)5年通して、どれだけ(衣装の)ピアス落としたか分からないですね」と告白し、そのたびにスタイリストが探し回るはめになっていたと回顧。今回のベネチアロケでも落としたと明かすと、共演の飯豊さんも苦笑いで「私もなんですけど……」とイヤリングを落としてしまったという“懺悔”を吐露。飯豊さんは、撮影後に共演の大東駿介さんと話している際に何度もうなずいたことで、イヤリングについていた黒いパーツを落としてしまったと説明し、場を笑わせていた。

 「岸辺露伴は動かない」は、荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(集英社)のスピンオフにあたり、人を本にしてその記憶や性格などを“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンス・ホラー。2020年12月に第1期のドラマが放送されると、その後も21年に第2期、22年に第3期を放送。23年には映画版第1作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が公開、24年5月にはドラマシリーズ最新作「密漁海岸」が放送された。

 今回映画化される「懺悔室」は、ファンの間で屈指の人気を誇るエピソードが原作。露伴が取材旅行でベネチアの教会内にある「懺悔室」を訪れると、1人の男が「告白」のために現れる。「体験はリアリティーを作品に生む」という信念と好奇心に駆られた露伴は、神父になりすまし、男の「告白」に耳を傾けると、男は25年前の恐ろしい出来事を語り始め……と展開する。邦画初となる全編イタリア・ベネチアでのロケが行われた。

 露伴を演じる高橋さんは、映画化が決まった時の感想を聞かれると「身が引き締まる思いでした。ようやくこの『懺悔室』というエピソードに手を伸ばすんだな、という感覚がありましたね」と当時の心境を説明。露伴の担当編集者・泉京香を演じる飯豊さんも「ついに来たか、と思いました」とし、「ほとんど一生さんがおっしゃってくれたんですけど、私個人は、泉がどうやって絡んでいくんだろうって。泉京香は(原作の)『富豪村』でしか出てこないキャラなので、どう露伴先生と一緒に、この『懺悔室』の世界に入っていくのかなって」と語っていた。

 会見には玉城ティナさん、大東さん、井浦新さん、渡辺監督も出席した。

写真を見る全 10 枚

映画 最新記事