オモウマい店:秩父名物「みそポテト」と深みある「焼きそば」の店 女性店主は数え94歳、お代以上のサービス続け

4月29日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「みそポテト」(300円)=中京テレビ提供
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4月29日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「みそポテト」(300円)=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー  オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。4月29日の放送は、郷土に愛される料理をふるまう埼玉県秩父市の人気店を紹介する。

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 秩父市の郷土料理は「みそポテト」。1人前300円の人気店では、北海道産のジャガイモを蒸して丁寧に皮をむいたあと、食べやすい大きさにカットしたものを特製の天ぷら粉で揚げる。そこに、砂糖、田舎味噌、すりごまを入れて鍋でひと煮立ちさせた自家製みそダレをたっぷりとかける。みそダレは家庭や他店では真似できない味のようで「甘じょっぱい感じがいい」と、子どものお客さんからも人気。中には、東京・あきる野市から車で2時間かけて買いに来る客も。

 また、もうひとつの名物が、ネット記事「埼玉県人気焼きそばランキングTOP10」で1位に輝いたこともある「焼きそば」(300円)。大きな鉄板の上で大量のキャベツと麺をサラダ油で炒め、そこに満遍なくウスターソースを投入。最後に、青のりと紅ショウガをのせて仕上げる。「ソース味なんですけど、すごく深みがある」と、シンプルで飽きさせない味に多くのファンが付いている。

 元々、お祭り専門の露店を50年営んでいたという女性店主は現在、数え年で94歳だ。小学生の頃からお店を手伝っており、商売歴は83年の大ベテラン。深夜2時に起床し、早朝3時過ぎから仕込みを行う生活を続けている。「人に良くすれば自分にも良くしてくれる。みんな大事にする」がモットーで「みそポテト」と「焼きそば」はずっと値上げをしていない。焼きそば2個買うと、もう2個サービスしたり、飲み物をくれたり、常にお代以上のサービスをしている。

 店主の人柄と味にひかれて通う常連の中には、かつて番組で密着したカレー店の店主「カレーなる七変化社長みぃちゃん」の姿も。月1で店を手伝っている孫が「あんまり怒らない」「慈悲深い人」と評する心優しい店主。そんな人柄を表す店内の禁止事項がひとつだけある。その内容とは。

 番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに、俳優の小澤征悦さん、タレントの辻希美さん、お笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之さん、タレントの矢吹奈子さんが登場する。

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