僕のヒーローアカデミア:原画展に等身大“黒デク”フィギュア 5つの展示エリア初公開

「堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』原画展」の堀越耕平さんによる描き下ろしラフスケッチ(C)堀越耕平/集英社
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「堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』原画展」の堀越耕平さんによる描き下ろしラフスケッチ(C)堀越耕平/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された堀越耕平さんの人気マンガ「僕のヒーローアカデミア」の原画展「堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』原画展」の5つの展示エリアの内容が発表され、エリア「Zone2 『ヒーロー飽和社会』の終焉。」に等身大の“黒デク”フィギュアが展示されることが分かった。堀越さんが同展のために描き下ろしたスケッチを基に製作されるフィギュアで、“黒デク”姿の等身大3Dモデリングデータが公開された。同フィギュアが7分の1スケールとして商品化され、東京、大阪会場で受注販売されることも発表された。

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 原画展では、直筆原稿やデジタル原稿の制作過程で生まれたここでしか見られない貴重な資料の数々を堀越さんの解説と共に展示。「ヒロアカ」の10年の軌跡を体感できるという。

 エリアは、緑谷出久(デク)の雄英入学後から「全面戦争」までを紹介する「Zone1 『架空(ゆめ)』は『現実』に。」、「第二次決戦」直前までの原画や等身大“黒デク”フィギュアが展示される「Zone2 『ヒーロー飽和社会』の終焉。」、「第二次決戦」の見渡す限りの戦禍の様子をパノラマ空間でダイナミックに展開する「Zone3 ヒーローと敵(ヴィラン)、最後の戦い。」、死柄木弔、そしてオール・フォー・ワンとの死闘の決着を迫力の空間展示で楽しめる「Zone4 繋ぎ、紡がれる想い。」、コミックス最終巻に収録された描き下ろしエピソード「No.431」の線画原稿を特別公開する「Zone5 少年少女たちが取り戻した“日常”の記録。」の5つに分かれる。

 第2弾のグッズ情報も公開された。堀越さんの8ページにわたるインタビューなどが掲載される公式図録も発売される。

 原画展は、6月21日~8月31日にCREATIVE MUSEUM TOKYO(東京都中央区)で開催される。2025年秋に、大阪会場への巡回も予定している。

 「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月~2024年8月に連載されたマンガ。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿が描かれた。コミックスの全世界累計発行部数は1億部以上。

 アニメも人気を集めており、最終章となるテレビアニメ第8期“FINAL SEASON”が2025年秋に放送される。公式スピンオフが原作のテレビアニメ「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」が4月からTOKYO MX、読売テレビほかで放送中。

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