ヤマトよ永遠に REBEL3199:サーシャと新見薫の関係 サーシャ急成長の理由は? 福井晴敏が語る

「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第三章「群青のアステロイド」の上映記念舞台あいさつの様子
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「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第三章「群青のアステロイド」の上映記念舞台あいさつの様子

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第三章「群青のアステロイド」の上映記念舞台あいさつが4月12日、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)で開催された。総監督を務める福井晴敏さんが登場し、人気キャラクターのサーシャについて語った。

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 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」では、真田志郎と新見薫が、サーシャの面倒を見ている。サーシャは、古代守とスターシャの娘で、新見薫にとって“元カレの娘”になる。福井さんは「真田さんが預かることになったけど、いろいろ集中して、靴下を片一方しか履かせていないようなことがあって、(新見薫が)面倒を見ないとダメなんじゃないか……となった」と経緯を説明。サーシャが急成長した理由が話題になると「SF好きの人は,多分分かるんじゃないかな?」と匂わせた。

 舞台あいさつには、サーシャ役の潘めぐみさん、新見薫役の久川綾さん、土門竜介役の畠中祐さん、揚羽武役の上村祐翔さんも登壇。久川さんは、新見と“元カレの娘”サーシャの関係について「新見としては、ネガティブなものはなく、母性として可愛がって、守っている。おんぶしたり、抱っこしたり、頑張っていて、本物の愛情だなと思っています」と話していた。

 「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、1980年に公開された劇場版第3作「ヤマトよ永遠に」を原作に新解釈を加え、再構成する。福井さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。ヤマトナオミチさんが監督を務める。全七章で、第四章「水色の乙女(サーシャ)」が10月10日から上映される。

 「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。

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